ここはガーナの首都であるアクラ市内の、とある高級ショッピングセンターです。
ここも、食品はもちろんのこと、日用雑貨や家電、トレーニンググッズやブランドシューズなど、結構なんでも売っていますが、ここに来る度に、日本人である私はガクッとしてしまうのです。
このショッピングセンターの一角に家電コーナーがあり、アジアを代表するメーカーのコーナーがあるのですが、日本の家電メーカーの世界での現状が垣間見えてしまいます。
まずは、韓国メーカーのサムソンのブース。
次に同じく韓国メーカーのLGのブース。
最後に、我が日本のSONYのブース。
なんと、隅っこに、しかも、韓国メーカーの半分のスペースで(´;ω;`)
これが現実です。
「日本メーカーのものは品質が良くて、その分値段も高いから、アフリカ人が買えないからじゃないの?」
いいえ、そんなことはありません。
値段はほぼ一緒です。
プロモーションや、根本的な力の入れ具合が違うからだと思います。
その証拠に、ガーナでもマリでも、空港に降り立ち、イミグレを通過して空港を出ようとすると、柱一面全部サムソンのロゴで埋め尽くされており、アフリカの市場をガンガン開拓しようという意気込みを感じます。
韓国メーカーのサムソン、LG、中国メーカーのハイアールあたりの看板や広告はよく見かけますが、日本のメーカーのそれを見る機会はほぼありません。
とあるショッピングセンターで3年前頃まではパナソニックが入っていたブロックは、パナソニックが消え、違うショップになっていて、その近くのイベントスペースでは、サムソンがプロモーションしていました。
日本よ、うかうかしていていいのか?