アフリカにおける中国方式

十数年前ぐらいから、中国はアフリカの資源とマーケットを求め、一気呵成で進出してきています。

アフリカ諸国の政府も、談合やアンダーマネー大好きですから、中国の裏で札束で頬をペシペシやるやり方はある意味合っています(笑)

しかし、中国はしたたかですから、投下した資金は全部回収するどころか、それ以上のものを半ば強奪していきます。

中国方式の支援のやり方は、中国側の立場からすると理にかなっており、例えば会社組織という見方をすると、めちゃくちゃ合理的です。

そのやり方は、例えばどこかの道路の舗装の場合、

①中国政府が資金を貸し付ける

②道路舗装の発注先は中国企業

③労働者は中国人

④資材等は中国から輸入

⑤建設機械も中国から輸入

⑥労働者が食事をする場所は中国人経営のレストラン

⑦道路完成後は、中国が建設した道路だとしっかりアピール(笑)

⑧数年後、その道路は穴ボコだらけになりますが(笑)

などなど、アフリカの現地政府に貸し付けた資金は、きっちりほぼ全て、中国人たちによって、また中国にお金を持ち帰られるようになっています。

つまり、通常は、インフラ整備などで貸し付けた国家間の資金の回収は、インフラ完成後に十数年、数十年かけて行われますが、中国はある意味資金回収しながら作業を行い、完成後には、ほぼほぼ回収を完了しています。

現地にしてみれば、確かに道路というインフラは完成して、便利にはなりましたが、現地雇用が生まれるわけでもなく、技術を教えてもらえるわけでもなく。

さらに中国は、インフラ整備を格安で行う代わりに、資源開発の利権などを現地政府に求める場合が多く、かなり格安で現地の資源を中国に持ち帰っています。

最終的に、アフリカ現地としては、道路というインフラは整備されましたが、きっちり借金も残り、金目のものはだいたい激安で買い叩かれ、半ば奪われ、最終的に、数年でその道路は穴ボコだらけみたいなオチで、現地は泣きを見ます。

最近はようやく、アフリカ人たちも、中国のその横暴さに気付き始め、民間レベルでトラブルになることが目立ってきていますが、政府の腐敗体質が変わらない限りは、中国に付け入るスキを与えまくりになっていますから、これいかに。

日本もアフリカ会議を開催したりと頑張ってはいますがねー、色々あるようで。

その辺はまたいつか(笑)

※写真は、ガーナのアクラ近郊にある砕石工場です。

インフラ整備や、建設ラッシュなので、なかなかのフル稼働ぶりです。

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