西アフリカ地域のブルキナファソ、コートジボワール、マリの3カ国が共同で経済特区を設立する計画というニュースが入ってきました。
西アフリカ地域と言えば元々、ECOWAS(西アフリカ諸国経済共同体)というまとまりがあり、安全保障機能と、この域内の国では関税などが撤廃されているということから、経済面での協力も図ろうという意図があります。
南アフリカやナイジェリア、ケニアといった、市場として一国でも今後勝負できそうな国以外では、一国一国の国力がまだまだ弱いため、まとまって連携する必要があります。
今年(2018年)に入ってからも、3月に、アフリカ44カ国がアフリカ自由貿易圏(AFCFTA)発足に合意というニュースが入ってきており、2018年末までの発効を目指すということです。
アフリカ側も市場としての機能を意識している動きが立て続けに出ており、今回のブルキナファソ、コートジボワール、マリの3カ国が共同で経済特区を設立するという動きも、市場としての企業誘致などを念頭に置いた動きでしょう。
既にアフリカは市場として動き始めています。