トヨタ自動車とスズキが、インドで生産したスズキ開発車両をアフリカでそれぞれ販売することや物流やサービスでの協業について協議を開始することで合意したと発表しました。(2018年5月25日)
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/corporate/22684616.html
アフリカでもトヨタ車は人気なので、さらに市場をかっさらうような、このような動きは喜ばしいことです。
ただ、記事を読むと、
「メイド・イン・インディア」車を実現するために最善を尽くします。
とありますので、基本はインド市場の開拓、そこからの流れで、アフリカやその他の国への輸出を加速させたいということなのでしょう。
近未来の市場規模で言えば、インドのポテンシャルはアフリカの比じゃないと思いますので、トヨタなどの超一流企業などは、インドでガッツリ勝負は理にかなっていると思います。
ランチェスター戦略で考えると、トヨタは紛れも無い強者ですので、既に市場として認知されているエリアに、満を持して圧倒的な兵力を持ってして、シェアを取っていくやり方が一番合っていますし、株主にも認められやすいと思います。
しかし、私のような弱者がその戦略を行うとなると、兵力が足りなさすぎて、強者の牙城を崩すどころか、簡単に潰されたり、食われたりしてしまいますので、局地戦のような1対1の一騎討ちに持ち込む必要があります。
そのような意味でも、個人や中小企業にとっては、将来的な市場としてのポテンシャルが見込めるアフリカの市場は、現時点ではまだまだチャンスがたくさん残されています。
地中海沿岸の北アフリカ地域や、ケニア、タンザニア、エチオピアなどの東アフリカ地域、そして、ある意味アフリカではない(笑)南アフリカなどは、既に日本の大手企業も進出しており、チャンスの芽は食べられ始めています。
しかし、西アフリカ地域へはまだほとんど進出しておらず、結構手付かずの雰囲気があったりします。
ナイジェリアへは多いですが。
西アフリカ地域への進出を、他の地域に比べて躊躇してしまう理由はわからなくもないです。色々ありますからねー(笑)
しかし、その分、チャンスが多いことも事実で、そのチャンスの芽を大事に育てると、大きな果実になりそうだ!と思える芽はたくさんあります。
ただ、毒まみれの芽や果実も多いので注意は必要ですが(笑)
アフリカビジネスは、リスクとチャンスが混在していて面白いです(笑)
誰もやらないなら?
私がやる(笑)