以前にもこのブログにて、アフリカ開発の中国のやり方に簡単に触れました。
https://my-afrika.com/2018/05/16/アフリカにおける中国方式/
そんな中、マレーシアの首相に返り咲いた、92歳のマハティール・モハマド首相が、中国の「債務の罠」の具体的な手口を明らかにしました。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53268?display=b
既に知っている方も多いと思いますが、中国が行う支援は支援ではありません。
誤解を恐れず言えば、ある意味闇金です。
「嘘をついてはいけません」
と教えられて育った日本人としては理解しにくいと思いますが、中国では嘘を良しとする教えがあります。
それは、中国共産党が最重要視している『孫子の兵法』であり、嘘偽りで相手を操ることこそ、中国人の考える最上の戦い方だという一文があります。
「能なるもこれに不能を示し、用なるもこれに不用を示し、近くともこれに遠きを示し…」と孫子は教えています。
相手を粉砕する力があってもそんな力はないと言い、火器管制レーダーを使ってもそんなものは使っていないと言い、ごく近くまで迫っていてもまだ遠くだと言って騙すのがよいという教えです。
その教えに従って、中国は一帯一路の完成を目論み、アフリカの資源を半ば強奪していっています。
かつて日本も、大日本帝国という名の下、アジア諸国を支配していた時代がありましたが、現在では、昔日本の支配下にあった国はなぜか親日。
賛否両論あるかと思いますが、日本の支配は支配と言っても、そこに『心』があったからだと思います。
※あ、このおじさんじゃなくて(笑)
上の記事では、その中国の卑劣なやり方に警鐘を鳴らし、対応策を提示してくれています。
アフリカにも日本方式の支援や経済援助、ビジネス構築の展開を本気で考え始めていかないと、中国に食い潰されてからでは遅いです。