コカ・コーラのアフリカボトラーCoca Cola Beverage Africaが、新たに無糖飲料などを含む50の新製品の発売に向け、今後5年に渡り1億ドルをケニアに投資するようです。(2018年5月30日)
https://af.reuters.com/article/kenyaNews/idAFL5N1T14VH?feedType=RSS&feedName=kenyaNews
記事によると、現地マネジャーのダリル・ウィルソン氏はインタビューで、
「中産階級が(成長している)…彼らはより多様なものを求めている。
新しい提供には、様々な無糖および風味のある飲料が含まれるだろう。
ケニアの味は増えており、新しいブランドの必要性が増している」
と語っています。
アフリカでは日本と違い、商品の選択肢が少なく、選ぶ楽しみは限られていましたが、経済発展に伴い、そのあたりの嗜好も変化してきているようですね。
新商品開発や新フレーバー発売なんかはまさに日本のお家芸だと言っても過言ではないと思いますので、日本企業もアフリカ市場でどんどん勝負してもらいたいですねー(´∀`*)
また記事の中でウィルソン氏は、
「ケニアの経済は有益なビジネス環境を提供していますが、悪い田舎の道路が製品を配布する車両に悪影響を与えている。
もう1つの課題は、発電所の一部で発電量が一定していないために発電機を配備することになってしまった電気です。」
と語っています。
これらの問題はすぐに全て解決できるものではないと思いますが、経済成長に伴い、これらの社会インフラもどんどん改善されていっています。
日本企業は石橋を何回も何回も叩いて渡らない、時には石橋自体を壊してしまうぐらい叩きまくるケースもあり、進出判断をインフラ整備等の好条件ばかりに固執していると、将来的なチャンスを失い続けてしまう可能性もあるように感じます。
大手企業はなかなか難しいと思いますが、多少のリスクは受け入れ、多少冒険するぐらいのチャレンジ精神でアフリカを開拓する人や企業が、日本からも多く出てくることを願います。