小松製作所とAnglo American Platinumが、南アフリカでビジネス支援の共同実施に関するMoUを締結した模様。(2018年6月11日)
世界のKOMATSUのグッドニュースですね!
コマツは建設機械の情報を遠隔で確認するためのシステム「KOMTRAX」を独自に開発するなど、情報通信技術の高さが特徴的なメーカーですが、その特徴を遺憾無く発揮した覚書の内容のようですね。
記事によると、プロジェクトがコミュニティのためのインターネットリソースへのアクセスを提供し、ICTトレーニングを提供し、住民と企業にデジタル世界へのアクセスを提供するとのこと。
さすが日本企業です。
現地から搾取だけするという、某国旗が真っ赤な国や、某芸術とワインとバターの国とは違いますね(笑)
しっかり現地のベースアップにも一役買うような覚書の内容で素晴らしいと思います!
コマツは世界的な建設機械メーカーですが、これまでは、アフリカでは特にCATが強く、日立やコベルコも、CATの牙城を崩すべく、頑張っていました。
CATの特徴としては、まさにシンプル。
壊れても比較的直しやすいんです。
これは修理技術がまだまだのアフリカではとても受けました。
一方、例えばコベルコなんかは、重機をコンピューター制御しており、遠隔での管理が可能であったり、低燃費、低騒音が売りでもありますので、外国企業なんはコベルコを好んだりします。
アフリカは資源大陸でもあり、鉱業はこれからも益々発展していきます。
これまでは、技術的にもCATくらいしか扱えなかったアフリカ人でした。
しかし、今回のコマツのような取り組みで、優秀な現地の技術者が生まれてくれば、性能的な優秀な日本産が選ばれるようになってくると思います。
日本ならではの支援や進出の仕方で、どんどんアフリカの市場開拓をしていただきたいものです。