モロッコの郵便会社Post Marocと中国郵政グループが、eコマースに関わるマーケットプレイス創出、小包配送のトラッキングシステム、送金システムの3つにおいて提携。(2018年7月9日)
記事によると、
最初の合意は、電子商取引のための「マーケットプレイス」の創設を規定しています。
それは、モロッコ製品の宣伝および販売のためのオンライン市場です。
それによって、モロッコの職人や小さなモロッコ企業は、中国市場で製品を提供することができます。
このオンライン市場は、中国郵政グループのUle.com電子商取引プラットフォームによってホストされ、Poste Marocグループによって直接管理されます。
第2の条約は、電子商取引市場により適合したパッケージのパッケージの導入を規定している。それは出荷の追跡と小さな郵便のパケットのサービスです。
第3の条約は、ポーテ・マロックの子会社であるアル・バリド・バンクと中国郵便貯金銀行との間の協力をさらに推進しながら、両国間の送金のためのプラットフォームの設置を規定している。
とあります。
中国がモロッコの物流の動きと、それに伴うお金の流れを把握しようと乗り出してきましたね。
モロッコはヨーロッパに近いため、かなり発展している印象があり、物流もある程度整っているのでしょうか。
サハラ砂漠以南のサブサハラアフリカではまだまだ物流が整っているとは言えず、eコマースも発展途上です。
しかし、爆発的な人口増加ど、ネット環境の更なる充実、道路インフラなどの整備により、eコマース市場も、おそらく爆発的に伸びます。
中国はある程度物流が整っているモロッコで試験的に運用する目的で、今回の件を始めている可能性があり、油断できません。
日本が国内問題でわちゃわちゃしている間に、中国は着々と、アフリカの経済植民地化を進めています。