ナイジェリア中央銀行が、中国通貨人民元のオークションを初めて実施(2018年7月20日)
ナイジェリアの最大の貿易相手国は中国であるにもかかわらず、ドルの支配力が強いということで、その影響力を下げる狙いの施策のようです。
出来上がったモノは完全でなくても、大量生産によってとにかく安価な商品や製品を製造しまくる中国。
それを販売できるアフリカは中国としては魅力的です。
アフリカにとっても、細かいことは気にしない国民性なので、多少の不具合は問題なし。
とにかく今は安価なものを求めている時期です。
日本製品はと言うと、確かに品質はいいのかも知れませんが、よく考えたら特に必要ない機能までついていて、逆にシンプルではなく、価格が高い日本製品の競争力は現時点では低いです。
しかし今後、アフリカ各国の経済力がさらについてきて、人々の生活水準が一段と高まった時、機能性や高級路線の商品や製品に人気が集まり出してくるのは必然。
その時こそが日本製品の出番であると思うのですが、現時点でアフリカでの販売が中韓にボロ負けしている状態で、果たしてアフリカのリアルなマーケティングデータを蓄積していくことができているのか?
一流企業の経営陣や社員さんたちは、私なんかより賢いですから、現時点や将来の販路のことはしっかりとイメージして戦略を練られているのだと思いますが、勝手に心配になってしまいます(^^;;
逆に中韓、特に中国は、考えるよりも先にとにかく行動しまくっていますから、失敗も多いでしょうが、その失敗がリアルなマーケティングデータとして残っていっている気がします。
頭を使うのはもちろん大切ですが、足を使わないと、せっかくのいい頭が活用できないと思うんですけどね(^^;;