ガーナの自動車メーカーKantanka Automobileが、2018年内に電気自動車の商業生産を開始へ。(2018年7月20日)
http://www.ghanaweb.com/GhanaHomePage/NewsArchive/Kantanka-to-commercialise-electric-cars-670532
この会社のBossであるSarfo Kantanka氏は、ガーナでは有名な牧師さんでもあります。
彼はアフリカの星として知られており、アフリカ人がすべてをすることができると信じています。
彼は人々に職務を遂行し、他の事業を行うよう教えています。
アフリカでは自動車は輸入するもの、または海外メーカーの現地生産を誘致するものと考えられていました。
ガーナでの自動車の販売台数も、50%以上は日本からの中古車の輸入であり、輸送費や中間業者によるマージンにより、日本で購入できる金額の倍以上になっていることも珍しくありません。
それでも自動車の販売台数は好調で、これは移動手段を自動車に頼っている影響です。
そんな中、ガーナの自動車メーカーKantanka Automobileは、2015年に自動車の商業生産と販売を開始し、2018年には既に300台を売り上げています。
さらに、ジンバブエに対しての輸出まで真剣に検討しています。
そして今回のニュースでは、さらに進化して電気自動車の商業生産を目指すとの事。
電力事情が安定していないガーナで電気自動車はまだ課題がありそうな気もしますが、本気でチャレンジするということ自体は素晴らしいです。
商業生産とは言っても、エンジンから全てガーナで製造しているわけではなく、あくまでも部品を輸入しての組み立てをしているという位置づけです。
ただそれでもしっかりと組み立てて、売れるだけの自動車を製造できていることには変わりありません。
今後の日本の自動車メーカーなどの製造業の進出においても、ガーナは現地生産ができる国としての認知も高まる可能性もあるため、さらに注目度は高まるかも知れません。