ガーナの自動車メーカーであるカンタンカが、小型車の製造に軸足を移すようです。
日本ではあまり知られていませんが、ガーナは自動車メーカーを保有する国でもあります。
とは言っても、エンジンなどを含めて一から製造しているわけではなく、あくまで組立工場ではありますが。
そこにドイツのフォルクスワーゲン社が、ガーナに組立工場を建設するというニュースも入ってきており、カンタンカとしては、競争にさらされることになります。
これまでカンタンカは、派手な、デカイ車ばかり作ってきており、一部のガーナ人からは、もっと低燃費で扱いやすい小型車をという要望も出ていました。
ガーナは鉄道網が未整備なため、人々の移動に車は不可欠です。
タクシーや、トロトロと呼ばれる乗り合いワゴンから、最近ではUberも増えてきており、商用の低燃費小型車の需要は増えてきています。
フォルクスワーゲン社の進出により、カンタンカはさらなる競争力をつけるべく挑戦しています。