日産自動車がガーナで組立工場の開設を検討していると報じられる。
https://af.reuters.com/article/investingNews/idAFKCN1LY20V-OZABS
ガーナには既に、カンタンカという地元の自動車メーカー(正確には組み立て会社)があります。
このカンタンカにより、ガーナでは自動車の組み立てが可能だということが実証され、ドイツのフォルクスワーゲン社が、ガーナに組み立て工場を設立すると発表。
それに追随するかのように、日産がガーナに組み立て工場の設立を検討し始めたようです。
ようやく日本メーカーが動き出しましたね。
ガーナではもちろん日産車も人気で、現地ではジャパンモータースという販売店名で展開しています。
おそらく北米からの輸入で、完成車輸入ですので高関税がかかっています。
これを現地組み立てにすると、部品の輸入については関税が低いですので、価格競争力はつきますよね。
フォルクスワーゲン社が入ったことにより、日産も追随、おそらく近い将来にトヨタや他の外国メーカーも追随するかも知れません。
ガーナという国は、地政学的にも、西アフリカ地域の中心に位置しており、ガーナを拠点に西アフリカ地域にアプローチしていくというのは理にかなっています。
今後が楽しみになるニュースです。