ナイジェリアの財閥ダンゴテと中国シノトラックの合弁自動車会社Dangote Sinotruk West Africaが商用車を間もなく発売。現地調達率は60%目指す。
http://venturesafrica.com/apostories/dangote-sinotruk-automobile-expands-to-enhance-local-content-provides-more-jobs/
中国車はトヨタやベンツのパクリカーでしょ?
なんて思っている方がまだいるようですが、中国の開発スピードは日本とは比較にならないほど早く、今や中国車は、日本車と肩を並べつつあると思っていいでしょう。
さらに中国は、その決断の早さから、いち早くアフリカ市場にも着手しており、今回のニュースは日本のトラックメーカーにとっては脅威のはず。
ナイジェリアはアフリカ最大の経済大国であり、まだまだ経済発展する伸び代ありまくりの国ですので、インフラ整備に不可欠なトラックなどの商業車の需要はまだまだ続きます。
さらにこのメーカーは、ナイジェリアのラゴスに拠点を置きながら、ECOWASの無関税の恩恵を意識した、西アフリカ地域への輸出も当然のように視野に入れています。
今はまだ、アフリカで車と言えば日本車の知名度が高いですが、近い将来、逆転される時期が来るかも知れません。
日本のメーカーも、石橋ばかり叩かずに、スピード感を持ってアフリカ市場を席巻してもらいたいです(^^;;