ガーナで西アフリカ初の穀物商品先物取引所が開設される。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-11-05/ghana-opens-commodities-exchange-in-push-to-lift-farmers-income
先物取引という言葉だけを聞くと、当然投資商品というイメージが強く、投資の中でも恐いイメージを持つ人も少なくありません。
しかし、穀物商品先物取引の本来の使い方は、農家の人々の収入の安定を図るものでもあり、日本で言うところの、いわば農協のような働きが本来ではないかと感じます。
ガーナでの就労機会は、まだまだ一次産業である農業が中心で、記事によると、
今まで、生産者は、買い手を時間通りに見つけられなかったために収穫の3分の2以上を失ってしまった、とガーナの農民農家協会の関係者、ビクトリア・アダゴは電話で語った。
とあります。
農産物も生き物ですから、買い手が見つからなければ破棄になり、その機会損失か約70%にも上るというのは国としてもマズイわけで。
この穀物商品先物取引所が上手く機能して、農業に関わる人々のキャッシュフローが回り出すと、さらなる経済発展が見込めますね(・∀・)
期待したいところです。