ケニアの大手通信会社サファリコムがIoT技術を活用したスマート通信ネットワークの開発を計画。
https://www.businessdailyafrica.com/corporate/tech/Safaricom-targets-utility-firms-in-new-IoT-network-plan/4258474-4969980-7eg5nlz/index.html
IoTは”Internet of Things”の略でモノのインターネットと訳されています。
IoTという言葉ができる以前は、インターネットはコンピュータ同士を接続するためのものでした。
それが現在では、電話がスマホとなりインターネットとつながり、テレビでアンケート回答したりと、いろんな”モノ”がインターネットとつながっている時代に入っています。
ケニアでもその動きは加速しているようで、記事によると、
サファリコムは、ケニア人が水道メーターと電気メーターを監視し、自車を追跡できるようにするスマート通信ネットワークを開発する計画です。
ネットワークを通じて、リモートセンサーは、個人や企業が監視できる携帯電話やコンピューターの画面にデータを通信することができます。
サファリコムは、加入者が必要なデータにアクセスするためにログインできるデータベースソリューションを提供します。
新しいモノのインターネット(IoT)ネットワークは、同社の既存の4Gネットワークを活用し、スマートメーターを使用するエネルギー、水道、電力会社をターゲットにします。
企業はネットワークを使用して自社の車両群を管理することもできます。
「私たちは基本的に私たちが生み出しているサービスの計画と設計に多くの努力を注いでいます。
サファリコムの最高技術責任者であるThibaud Rerolle氏は、次のように述べています。
IoTテクノロジはさまざまな業界で展開されています。
たとえば農業分野では、温室農場の中には、IoTデバイスを使用して温度と湿度のレベルを監視するものがあります。
水道会社はこれを使って水量を監視し、パイプ内の漏れを検出し、犯罪者が流れを遮断している可能性のある場所を特定します。企業は輸送中に水の50〜70%を失うと言われています。
とあります。
面白いですねー。
水泥棒対策にも使えるんですね(笑)
サファリコムは、ケニアを始めとした東アフリカ地域で超メジャーな、エムペサと呼ばれモバイル送金サービスを提供している会社としても有名です。
アフリカのフィンテック企業の走りでもあり、今回のIoTサービスの流れから、決済までのサービスを視野に入れているとしたら、企業としてさらに面白くなってきますねー。
株でも買っておこうかな(^^;;