ケニアにて、エストニア発の配車アプリTaxifyが、Stanbic Bankと提携し、ドライバーがルノー車購買時に代金の100%を融資するサービスを開始。
https://www.businessdailyafrica.com/corporate/companies/taxi-drivers-own-Sh1-2m-Renault-cars/4003102-4957396-71u0xm/index.html
配車アプリと言えば、日本ではUberやタクシーの日本交通のアプリなんかが有名です。
世界的にはやはりUberが有名で、アフリカにもUberは進出しており、知名度もあります。
今回のニュースは、このTaxifyの配車アプリに登録しているタクシードライバー向けに、新車購入のローン枠を与えるというもの。
記事によると、
Taxifyは、Stanbic Bankと提携して、Simba CorporationのサブブランドRenaultからの車両に100%の資金を提供しています。
4.7スターの評価を得たドライバーは、800ccのエンジン容量を持つルノーKWID車を購入するために14パーセントの金利で36ヶ月のローンにアクセスできます。
とあります。
配車アプリの履歴や評価からの信用を与信枠として扱うんですね。
これ、私もやりたい部分です(^^;;
それでさらにおそらく、車自体も担保にしてカーローンの貸し出しを行うのでしょうね。
Uberも既に2017年頃に、Stanbicと提携し、3年以内に14パーセントの金利でローンてやつをやっていますが、こういう動き、すごくいいですよね。
配車アプリ側としたら、評価システムで高評価を得続けるメリットをドライバーに提供してあげ、ドライバーはメリットを享受するために真面目に働く。
日本人は元々真面目なので、このような内容のものがなくても基本的に真面目に働くと思いますが、アフリカではこういうの、メチャクチャ大事だと思います。
彼ら、色んな意味ですぐ不真面目になりますから(笑)
さらに、ローンという概念が広まってくるのはアフリカの全体経済にとってもすごくいいですよね。
そのローンの際の与信をどのように与えるかというのはアフリカの課題ですが、今回のニュースのような与信の仕方は一つの事例としてさらに広がりを見せるでしょうね。
しかし、14%というのは、日本の消費者金融並みの金利ですので、日本のカーローンと比べると、まだまだ相手を信用しきっていないですね。
まぁ、現地で生活していると、痛いほどわかりますが(笑)
経済は、借り入れやローン、つまり借金によって大きく回るとも言われています。
アフリカで、一般向けにもこのような流れができつつあるのは、今後のアフリカ経済の発展にさらなる弾みをつけそうですので、フィンテックを活用した与信サービスなんかにも注目していきたいですね。
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