Ecobankがナイジェリアで、QRコードを印刷するだけで主要モバイルプラットフォームを通じて支払いが受けられるEcobankPayの提供を開始。
https://www.itnewsafrica.com/2019/02/ecobank-nigeria-launches-ecobank-pay-zone-in-lagos/
Ecobankは西アフリカ地域のトーゴの首都ロメに本部を置く、アフリカ発の民間銀行としては最大級の規模を誇る銀行です。
サブサハラアフリカの中で32ヶ国に渡り展開しており、特に西アフリカ地域、中央アフリカ地域では確固たる地位を築いています。
そのEcobankもフィンテックに乗り出してきましたね。
いわゆる中国のWeChatPayのような感じです。
店舗は支払いを受け付けるためのQRコードを掲示し、利用者はQRコードをスキャンする。
QRコードをスキャンして支払いするわけですが、予め紐付けられたEcobankの口座からMasterPassやmVISAを経由して、引き落とされる形ですね。
EcobankPayなので当たり前ですが、Ecobankの銀行口座を持っていないと使えないので、Ecobankの口座を持っていない外国人や旅行者なんかには利便性はないかなって感じ(^^;;
しかし、アフリカもキャッシュレス決済が進みつつありますねー(・∀・)
アフリカは若年層の人口比率が高く、その若者たちはネットの情報から新しいものをどんどん取り入れていきますので、キャッシュレス決済の浸透スピードは、下手すれば日本より早いかも知れません。
アフリカはまだまだ未整備で不便な面が多いですが、その分、規制や既得権益は少ない。
日本が中国を下に見ているうちにあっさり抜かれてしまったかのように、アフリカの成長スピードを侮っていると、また同じような状況にならないとも限りません。
日本人は意識を早く変えたほうがいいですね。
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