寄付した古着、アフリカに売られていた―中国メディア
https://www.recordchina.co.jp/newsinfo.php?id=692267&ph=0&d=d0054
私が昨年に出させていただいた下記電子書籍『アフリカにボランティアはいりまちぇん!』
https://www.amazon.co.jp/dp/B07F29N1CT/ref=cm_sw_r_cp_api_i_82mwCbY8QMM8P
この中でも触れさせていただいていますが、ボランティアは実はボランティアになっていないケースは多数あります。
少し、電子書籍から引用します。
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他にもボランティアと言えば 、日本で使い古された衣類なんかを届けるなんてものがあると思いますが 、これ 、ボランティアになっていません。
だいたいが本当に必要としている人々へは届きません。中間の大人たちが商品として市場に流通させています。
はい、つまり、ビジネスに転化しています。
日本で一生懸命に時間と労力をかけて中古衣料を集めて、輸送費というお金をかけて送ったものは、ボランティアではなくてビジネスになっています。
必要な人々にはほとんど届いていません。
中にはちゃんとやっているところもありますので、全てがそうだというわけではないですが。
現地に行くとわかりますが、街を歩いている人たちは、割と綺麗な身なりをしています。
アフリカ人はとてもオシャレです。
手足も長くて、スリムなガ ーナ人なんかのスーツやドレスの着こなしなんて、アジア人は敵わないですよ (笑 )
一方、確かにこれは日本から来たっぽいな ー (笑 )といった衣料は、道端ショップで普通に激安で売られています。
その様子を見て私が感じたことは、ガーナ国内でも普通に中古の衣料品は余っていますから、普通にガーナ国内で買って必要な人に届ければ、わざわざ日本で労力をかけなくてもガーナ国内の経済は回ります。
さらに、輸送期間もほとんどないですから、スピーディーに届けられ、よっぽどこのほうが結果的なボランティアとしては成功なんじゃないかなって思ったりします。
賛否両論、叱咤叱責あるかと思いますが 、アフリカにボランティアはもういりません (笑 )
必要なのはビジネスです。
ボランティア一辺倒ではアフリカを逆に悪くします。
成長を阻害します。
安易なボランティアはいりません。
もちろん人道的なボランティアは必要です。
アフリカをボランティア目線ではなく 、ビジネス目線で見てくれる方が増えてくることを願います。
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日本ではまだまだアフリカの情報やニュースというものは少ないです。
あったとしても、紛争や内戦、貧困やスラム、そしてサバンナといった画一的なイメージのものが中心です。
今、アフリカの進化のスピードはかなり早いです。
欧米人が日本のことを、サムライ、ハラキリなんて思っているうちに、あれよあれよと経済大国になったように、アフリカを旧来のイメージだけで捉えないほうがいいです。
ボランティアというもの自体も、そのボランティア目線というのも、そろそろ変えていかなければいけない時期ですね。
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