南アフリカ政府が再生可能エネルギーの利用拡大を推進する方針を表明。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-02-24/south-africa-committed-to-expanding-renewable-power-radebe-says
南アフリカは、アフリカであっても、歴史的に白人の文化が色濃いイメージがあります。
私の勝手なイメージかも知れませんが(^^;;
そのため、国の政策もヨーロッパの考え方に準拠した政策かな?とも感じ、今回のニュースも、そんなヨーロッパ系の考え方の流れなんかなって思いながら読んでみました。
私が住んでいたガーナ共和国は、ヴォルタ川をせき止めて作った、世界最大級の大きさを誇るアコソンボダムを有し、その水量の豊富さから、水力発電が主流です。
ガーナは産油国でもあるので火力発電もありますが、割合で言うと、水力発電が70%くらいで、火力発電が30%くらいといったところでしょうか。
クリーンエネルギー寄りの発電ですね。
一方で南アフリカはどうかと言うと、記事によると、発電量の75%以上を石炭に依存しているようで、これは全然クリーンじゃない(^^;;
ということで、世界的な流れから見ても、よりクリーンな再生可能エネルギーにシフトしていこうという感じのようですね。
※ちなみに、IEA(国際エネルギー機関)の報告によると、南アフリカの石炭依存率はなんと90%以上でダントツの石炭依存率!
※ちなみに次がインドで石炭依存率は約75%、その次が中国で約70%、世界平均は40%弱くらいです。
記事によると、
大きな集中型発電所は消滅し、分散型発電、ミニグリッド、バッテリーに置き換えられるでしょう。
という表現もあり、このミニグリッド発電は、最近のアフリカの電力界のムーブメントみたいな感がありますね。
ミニグリッド発電とは、大規模発電所の電力供給に頼ることなく、地域地域のコミュニティにおいて、エネルギー供給源と消費施設を持ち地産地消を目指す、小規模なエネルギーネットワークのことです。
エネルギー供給源には、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電などが利用されるケースが多いです。
ヨーロッパ的な流れなんかな?って思っていましたが、そもそも石炭への依存率が高すぎなので、それを再生可能エネルギーにシフトしていくのはいい動きですね。
アフリカ人は元々、ケミカルなものを嫌ったりと、ナチュラルなものを好む傾向にあり、再生可能エネルギーに対する意識も結構高かったりします。
南アフリカの今回の流れなんかも、ヨーロッパ系云々とかではなく、その自然に対する意識の現れかも知れませんね。
しかし、先進諸国は口ばかりで相変わらず非クリーン発電ですねー。
特に国連常任理事国の原子力発電比率は高い高い(笑)
アフリカを見習えや(笑)
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