チュニジア政府が中国HUAWEIとICT人材育成やデジタル経済化の強化で協力を合意。
https://www.agenceecofin.com/gestion-publique/0804-65222-huawei-aide-la-tunisie-a-promouvoir-leconomie-numerique-et-ses-talents-dans-le-domaine-des-tic
HUAWEIは着々とアフリカ各国に入り込んでいますね。
記事によると、
HUAWEIは1999年以来チュニジアに在籍しており、今年は創立20周年を迎えます。
長年にわたり、HUAWEIはチュニジアで1,000人以上のICT専門家を訓練してきました。
HUAWEIチュニジアの現地従業員の割合は90%以上です。
HUAWEIはチュニジアに地域的なフランス語圏の人材センターと地域のリソースセンターを設立しました。
とあります。
チュニジアはサハラ砂漠以北の地中海沿岸国家ですので、どちらかと言うと、アフリカよりヨーロッパ寄りな感じが強いです。
事実、ヨーロッパ人のバカンス先としても人気があります。
HUAWEIがチュニジアに力を入れる理由は、おそらくヨーロッパ向けの輸出が第一目的でしょうね。
しかし記事を読む限り、HUAWEIは地域経済、地域雇用にも貢献しており、素晴らしい進出の仕方です。
その背後にある目的は表にはもちろん出さないでしょうが。
チュニジアはフランスの旧植民地でしたのでフランスの影響が強いです。
チュニジアの通貨は悪名高いCFAフランではありませんので、他のCFAフラン使用国に比べるとフランスの影響は少ないと思いますが、それでも影響は強いです。
つまり、フランスもHUAWEIがチュニジアに根差すことについては異論がないと言うことで、HUAWEI排除に動いているアメリカの動きとは対照的です。
そのあたりを考えると、フランスやヨーロッパは、まだまだアメリカのほうを警戒しているということなんでしょうかね。
見方によってはどっちもヤバイけど、支配と侵略は全くの別物だと思いますが、ヨーロッパにはあまりその危機感はないんでしょうかね。
地理的に遠いからかな?
リアルに感じれないのは無理もないですが、敢えて受け入れている気もしますねー。
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