米ドローンZiplineがガーナで医薬品配送を開始。
https://qz.com/africa/1604374/ziplines-drone-delivery-launches-in-ghana-with-vaccines/
記事によると、
ドローンは、救急薬、ワクチン、血液および血液製剤が豊富にあるOmenakoセンターから80キロメートルの範囲内にある500の医療施設に移動することができます。
デリバリープログラムはまた、病院での過剰在庫の結果である医療製品の無駄の発生率を減らすのに役立つことを目指しています。
ジップラインは、道路網の整備が不十分または維持が不十分なアフリカの都市や農村地域で、多くの物流事業者が直面する「ラストマイル配送」という課題をターゲットにしています。
ジップラインは、ガーナでのプロジェクトを世界最大のドローン配達サービスとして説明しています。
ガーナは今後数年間でより多くの国に拡大することを望んでいるので、将来のジップラインを使う航空会社を訓練するための拠点となるでしょう。
セネガルの役人やナイジェリアのいくつかの州からも同様の関心が表明されています。
サンフランシスコに本社を置くジップラインは、2014年に設立され、2016年にルワンダで事業を開始し、緊急時に血液と血液製剤を提供しています。
それは今年、定期ワクチンを含むより多くの健康製品を届け始めました。
ジップラインは、小規模の地域診療所や予防接種センターからTafoのような大規模総合病院まで、1,200万人のガーナ人(人口3,000万人弱)にサービスを提供する2,000の医療施設をカバーできるとしています。
ジップラインはガーナ政府と1年間に600通の配達(各センターから150通の配達)を行うよう契約しており、料金は配達が成功するごとに支払われます。それは期間中にガーナで1,250万ドルになると予想されています。
批評家達は政府はむしろ、医療機関が本当に必要としている、より重要で単純な事柄にお金を使うべきであると主張しています。
例えば病床の重大な不足、手袋、安定した水の供給と病院の建物の改善など。
それでも、ガーナと他の多くのアフリカ政府にとっての挑戦は、医療サービスを補完または援助するためにドローンを使用することのコストと潜在的なスピードが、必要とされる投資規模と時間の両方と比較して、短期間で物流と医療インフラに対して有効であると考えています。
とあります。
物流網が未発達なアフリカにとって、ラストマイル配送は特に重要です。
不便や不備があるところに新技術は広がりを見せる。
この分野でもアフリカは日本よりも先んじるかも知れませんね。
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