「アフリカ化する世界」におけるブランドビジネスの未来
https://forbesjapan.com/articles/detail/27127
この記事は、主にファッションやデザインの分野から見たアフリカ感にについて書かれている記事です。
この記事の中で興味深かかったのが下記の部分。
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アフリカ大陸に住む人(Afrocontinentals)と世界各国のアフリカ系移民(Afrodiasporans)とアフリカ系の子孫(Afrodescendant)を合計すると、その人口は26億人に上るという。
これら3グループは、その消費行動や嗜好が似ている。ブランドがアフリカの消費市場を考える際、世界人口の約3分の1が「アフリカ系」ということは認識されるべきだという。
一方、需要サイドだけでなく、供給サイドとしてのアフリカ系の存在も無視できない。
黒人キャスト、スタッフにこだわり、黒人のスーパーヒーローを描いた映画「ブラックパンサー」のヒットは、その片鱗にすぎない。「世界は変化している」とペザールはいう。
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これまでのアフリカは、まさに抑圧の時代でした。
この地図は、第一次世界大戦勃発時の世界の植民地の地図です。
アフリカは、ヨーロッパの植民地政策で大規模な搾取が始まり、1950年代後半から1960年代のアフリカ諸国の独立運動により、植民地政策は終わったとされていますが、まだ一部の国では今でも続いています。
日本で報道されることは滅多にないので、多くの日本人は知りませんが、ヨーロッパのあの国は、今でも非道な事実上の植民地政策を続けています。
さらにここ十数年あたりでは、チャイナの債務の罠とも言われる、新植民地主義的な流れで、いまだにアフリカは抑圧されている状態です。
しかし、インターネットの普及からくる情報の多様性で、アフリカからの声も多く上がるようになってきており、それを拾う層も増えてきています。
記事によると、今現在で世界人口の約3分の1が「アフリカ系」。
アフリカはさらに人口爆発が起きていますので、その割合は今後さらに増えます。
しかも、生産年齢人口が爆発的に増え、世界人口の半数以上がアフリカ系になる日もそう遠くないでしょう。
世界を席巻するアフリカ。
そんな時代が来る前に、しっかり準備できていた企業や個人は勝ち残りそうですね。
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