海洋ゴミ汚染が深刻なセネガルがプラスチック袋の取り締まりを強化、新たな法案も導入へ。
https://www.reuters.com/article/us-environment-senegal-plastic/senegal-to-crack-down-on-huge-plastic-waste-by-enforcing-law-idUSKCN1UO1OH
記事によると、
セネガルの海の風景が増え続ける安価なビニール袋で損なわれているのを見るのにうんざりしている当局は、罰金を科し、プラスチックの使用をさらに制限することで汚染者を取り締まる予定です。
大西洋のビーチが世界中の観光客を魅了する西アフリカのセネガルは、人口がわずか1500万人であるにもかかわらず、海洋プラスチックへの世界最大の貢献者のうちの1つの国です。
(中略)
セネガル全体では、道路に散らばっているプラスチック製の容器があります。
多くの場合、ヤギや牛が餌を食べていますが、ゴミは海に浮かんでいます。
世界的には、海洋生物を傷つけ、生物分解の代わりに至る所に存在するプラスチックによる害についての一般の認識が高まっています。
科学ライターのマイク・バーナーズ・リーによると、これまでに生産された90億トンのプラスチックのうち、54億が陸地または海に投棄されました。
(中略)
ダカールのビラージュビーチでは、レストランのオーナーであるババカールティアウが、従業員が毎朝ビーチのゴミをすくい上げているのに、まるでゴミを数時間後に戻されるとううのを見てイライラしました。
「ビーチを見てください。どれほど美しいのでしょうか。午後1時、午後2時、ゴミは戻ってきます。
人々はプラスチックを持ってきてどこにでも捨てるので、ゴミ捨て場のように見えます」とチアウは言いました。
彼は「廃棄物ゼロ」を選び、プラスチックストローを金属ストローに置き換え、8月1日までに再利用可能なガラスボトルがプラスチックストローを置き換え、挽いたコーヒー豆がカプセルを置き換えます。
とあります。
海や海洋生物、そして景観を守るため。
日本でも一時期、プラスチックストローがウミガメの鼻に刺さっている写真が可哀想だと端を発し、プラスチック排除(ストローだけですが笑)の動きがありましたが、ブームだけで一瞬で終わりました。
セネガルでは法整備をしてまで海を守ろうという動きが出てきているようで、環境の意識が高まりつつあります。
しかしこれ、逆の言い方をすると、法整備をしないとラチがあかないというわけで(^^;;
日本は世界でも有数の、街にゴミが見当たらない綺麗な国でもあり、初めて日本旅行をした知人のガーナ人は、あまりにも街中にゴミが落ちていないのに驚愕と感嘆の声を上げていました。
これはおそらく、日本のゴミ処理能力が高いというインフラの問題もあると思いますが、元々持っているモラル意識に、マインド教育が刷り込まれているという賜物でもあると思います。
プラスチックは確かに便利なので、使用を制限するという方向ではなく、モラル意識を高めるという方向に向かったほうが建設的であるとも思うんですがね(^^;;
この点、日本のマインド輸出とかはできないのかな?
儲からないからダメかな?(笑)
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