ジンバブエ最大の通信会社Econet Wirelessが、基地局電源としてテスラのバッテリーPowerwallを520台導入。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-09-01/tesla-batteries-are-keeping-zimbabwe-s-economy-running
記事によると、
ジンバブエ最大の携帯電話事業者であるEconet Wireless Ltd.は、1日18時間の停電の中で、カリフォルニア州パロアルトに拠点を置く自動車メーカーであり、基地局の稼働を維持できるバッテリーの貯蔵可能エネルギー会社に頼っています。
アフリカ南部の国では物理的な現金が慢性的に不足しているため、ほとんどすべての取引はデジタルで行われ、多くは携帯電話を介して行われます。
「通信は経済の活力源になりました」と、エコネットのバッテリーを設置するDistributed Power Africaの最高経営責任者であるノーマン・モヨ氏は述べています。
「ジンバブエで通信ネットワークがダウンしている場合、取引はできません。」
Moyo氏によると、520台のPowerwallバッテリーのインストールは、各ベースステーションに2つずつ入り、テスラがこれまでに参加した最大の電気通信プロジェクトです。
エコネットは国内に約1,300の基地局を持ち、他の2つの携帯電話会社が稼働しているため、Distributed Powerはより多くのバッテリーを設置し、最終的にザンビア、レソトなどのアフリカの他の電力不足国にプロジェクトを展開する予定ですコンゴ民主共和国、彼は言った。
ジンバブエの基地局は、多くの場合、バックアップとしてディーゼル火力発電機を使用していますが、国内では燃料も不足しています。
毎晩6,500ドルのPowerwallsは、夜間や曇りのせいで太陽電池パネルが十分な電力を生成できない場合に介入します。
Econetによれば、リチウムイオン電池は10時間もステーションに電力を供給できます。
それは太陽によって充電されます。
テスラは世界中の多くの電気通信会社と協力しており、ソーラーパネルとバッテリーストレージの組み合わせは、電力供給が不安定または存在しない国や地域で事業を拡大する良い機会であると見ている、と同社の広報担当者は述べました。
とあります。
アフリカで停電というものは、それはもはや日常で、いちいち停電くらいで驚いたりはしないわけですが、経済的に停滞してしまうのは確かです。
私がガーナに住んでいた頃も、6時間停電→3時間通電→6時間停電→5時間通電→24時間停電みたいなことはしょっちゅうでした。
あまりにも停電がヒドイ時は、スタンバイジェネレーターを利用しますが、動力源はガソリンで、燃費がすこぶる悪い。
そんな中で、今回のニュースのテスラ社のバッテリーと太陽光という組み合わせは魅力的に映りますね。
テスラは自動車メーカーとしては赤字が続いていて、株価は低迷していましたが、電気通信会社の動力源というジャンルで復活が図られるかも知れませんね。
株価も底打ちして上昇傾向にある雰囲気です。
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