ナイジェリア政府が国民IDシステムの登録を開始へ。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-09-20/nigeria-to-give-all-of-its-200-million-people-identity-numbers
記事によると、
約2億人の人口を持つナイジェリアは、少なくとも13の連邦政府機関と3つの州政府機関がIDサービスを提供する、断片化されたIDシステムがあります。
その場合でも、ナイジェリア人の約38%のみが何らかの形式の身分証明書を持っています。
そこでナショナルアイデンティティ管理委員会が登場し、世界銀行や欧州連合を含む外国の提供者から4億3,300万ドルを確保して、全国のデータを収集し、ID番号を発行しています。
他の政府機関や民間部門と協力して、今月末までに新しいデジタルシステムを立ち上げることを目指しています。
「ナイジェリアには1,000のデータセンターがありますが、約2億人のナイジェリア人と非ナイジェリア人を識別して識別するのに十分な容量ではありません」とアジズは言いました。
「これが、民間部門が政府機関と提携している理由です。」
国立データベースのナイジェリア人の数は2015年の700万人から3700万人に増加しましたが、今年政府はパスポートを発行する前に市民がID番号を持っているという要件を実施する計画だと述べたため、登録を加速する必要があります。
すべてが計画どおりに進んだ場合、プログラムは5年以内に完了する必要がある、とアジズ氏は述べました。
米国、インド、オーストリア、ドイツおよびその他の国に住むナイジェリア人も同様に登録されます。
とあります。
これまでアフリカの国は、データベースが満足に存在しておらず、データベースの基礎となる人口統計すら把握しきれていない状況は多いです。
その中で、アフリカで最大の人口を誇るナイジェリアが、国民IDシステムを普及させるというのは、他国にも同様のいい影響を与えるかも知れませんね。
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