カナダのテック企業Ecopia Techがサブサハラアフリカのデジタル地図作成のために650万ドルを調達。
Canadian Tech Firm Raises $6.5m to Digitally Map Sub-Saharan Africa
記事によると、
トロントに本拠を置くエコピアテックは、サステイナブルデベロップメントテクノロジーカナダからの資金援助により、推定3億4200万の建物、236万の直線マイルの道路、14.3億エーカーの森林をマッピングすることを目指しています。
エコピアテックは人工知能を使用して、衛星および航空画像から正確で高解像度の線形データマップを作成します。
エコピアテックがアフリカのプロジェクトに参加したのはこれが初めてではありません。
2018年、カナダの会社は米国の宇宙技術会社Maxar Technologiesと提携して、タンザニアの最初の完全な地図を作成しました。
エコピアテックは、高解像度の衛星画像と高度な人工知能技術により、東アフリカの国全体で18,588,871の建物を正確にマッピングするのに3週間かかりました。
経済効率の向上、都市計画の支援、環境の監視のために、世界中でデジタルマップが使用されています。
サハラ以南のアフリカの建物、道路、一般的なインフラストラクチャの最新のデジタルマップは、民間および公共部門の組織が社会的および経済的応用に関連する意思決定に使用できます。
これらには、新しい道路を建設する場所や新しい学校を計画する場所が含まれます。
災害対応の準備や、人口密度の高い地域の画像が示唆する場所に基づいて、ウイルスに対するワクチンの配布先を決定する際にも、ベクトルマップを参照すると便利です。
これらのマップを使用して、技術的な改善も計画できます。
たとえば、再生可能エネルギーインフラストラクチャの構築場所に関する決定は、詳細なマップに基づいて行うことができます。
サステイナブルデベロップメントテクノロジーカナダは、エコピアテックがサハラ以南のアフリカのマッピングを開始するために、最初の650万ドルの資金を提供しました。
プロジェクトに関連するその他のパートナーシップは、近い将来に発表される予定です。
サステイナブルデベロップメントテクノロジーカナダは、カナダの企業によるクリーンテックの革新を促進するためにカナダ政府によって設立された財団です。
クリーンテクノロジーソリューションを開発および実証する中小企業に資金を提供し、サポートしています。
とあります。
ガーナでは、Googleマップはしっかり動いており、Googleマップナビも使えました。
しかしこれは、都市部に限ったことであり、都市部から離れると精度は落ちます。許容範囲ではありますが。
そこをエコピアテックは、より精度の高いものを提供する予定なのでしょう。
エコピアテックとGoogleは協業関係にあるのでしょうか、それとも競業関係なのでしょうか。
各種インフラは経済活動の大元ですが、正確な地図は、そのインフラのインフラだったりもします。
エコピアテックが完成に近づけた時に、Googleも一気に精度を上げてきたら面白いですね。
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