エジプト中央銀行が28銀行にモバイル決済事業許可を与える。
https://ww.dailynewssegypt.com/2019/09/29/cbe-authorises-28-banks-to-provide-mobile-payment-services-in-egypt-amer/
記事によると、
エジプト中央銀行(CBE)は、エジプトで営業している28の銀行にモバイル決済サービスの提供を許可しました。
CBEは、モバイル決済の加入者が2019年6月末で1350万人に達し、2019年9月までの取引総額は約200億EGPであることを明らかにしました。
(中略)
これは、9月26〜28日にシャルムエルシェイクで開催された銀行のデジタルトランスフォーメーションと金融仲介機関の未来フォーラムでのAmerのスピーチ中に行われました。
スピーチは、ABEを代表して、CBEの決済システムとビジネステクノロジーセクターの副知事であるEhab Nasrによって行われました。
エジプトは、デジタル変革の重要性と、国民経済と銀行セクターに対するさまざまなプラスの影響を認識しています。
(中略)
スピーチによると、CBEは、決済システムとサービスに関する新しい銀行法に完全なセクションを追加し、決済サービスと金融技術の立法基盤を提供しました。
さらに、非現金支払い法は、非現金支払いの法的枠組みを開発する目的で、2019年4月16日に可決されました。
Amerは、この分野での州の努力が、政府支払いの回収を自動化するための財務省とのCBEの協力に加えて、国家支払いカードMeezaの発売を含むデジタル変換に関する多くの成果をもたらしたと指摘しました。
最初のフェーズは2019年5月1日に開始されました。
Amerによると、約16,000の政府POSと16,000のQRコードが展開されています。
(中略)
Amerはまた、エジプト銀行と協力して、コンピューターの緊急事態に対応するためのセンターの設立と銀行セクターのサイバーセキュリティを区別するイニシアチブの立ち上げを指示しました。
とあります。
エジプトも、かなり本格的にモバイル決済を浸透させようとしていますね。
アフリカ諸国は税金徴収システムのインフラが脆弱な国が多く、また、現金を持ち歩くリスクもあることから、それらの観点から考えても、モバイル決済の親和性は高まってくることが予想されますね。
特に国としては、お金の流れを把握しやすくなるでしょうから、モバイル決済やブロックチェーンを活用した支払いなどの導入を急ぐ国は、今後もさらに増えてくるでしょう。
もういつまでも現金主義なんて言っていられないですね。
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