アフリカファーストで稼ぐ、中国新興のテクノ
https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/world/00129/
テクノとは、携帯電話のブランド名で、メーカーはトランシオン。
日本では初耳の人がほとんどだと思いますが、アフリカでは今や定番です。
着目すべきは下記。
記事を引用します。
トランシオンは、競争の激しい中国市場で展開することなく、08年にアフリカ大陸に進出した。
今後30年の間に人口が倍増するとされる未開拓地に的を絞った。
まず、基本的な機能しかない従来型携帯電話を扱った。
ナイジェリアとケニアに構えた研究センターで情報を収集し、アフリカ人のニーズに合わせた製品を開発した。
トランシオン製携帯電話の多くはSIMカード用スロットを複数備えている。
利用者は相手と同じプロバイダーを使って通話したり(料金が安い)、接続サービスの圏外になるのを避けたりすることができる。
バッテリーの寿命も延ばした。
頻繁に停電のある地域に住む人たちにとって不可欠な要素だ。
また、端末はアムハラ語やスワヒリ語*1などの言語に対応している。
とあります。
08年と言えば、出遅れた日本企業が、まだこぞって中国進出を図ろうとしている頃。
そんな頃にトランシオンは、中国国内需要の飽和に気付き、いち早くアフリカに的を絞って開拓しました。
このようなフロンティアスピリットは見習わなきゃいけないですね。
石橋を叩いて叩いて叩きすぎて壊してしまうような、保守的な日本のやり方ではなかなかできない芸当でしょう。
日本が過去の遺物にならないよう、私自身も気を引き締めてチャレンジを続けていきたいと思います。
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