モロッコで中国ファーウェイが5Gネットワーク提供を開始する予定と発表。
記事によると、
Huaweiは、モロッコで5Gネットワークを立ち上げる準備ができていると発表しました。
同社の北アフリカ担当副社長フィリップワンは、1月20日月曜日に北京でこのニュースを発表しました。
モロッコはまだ4Gネットワークで動作しています。
Huaweiが発行した2019年のグローバル接続性指数(GCI)は、南アフリカとエジプトに次いで、4Gカバレッジでアフリカでモロッコを3位にランク付けしました。
王は、モロッコの政治的安定と高度なインフラストラクチャを、Huaweiサービスセンターを訪問しているモロッコの代表団との会談で称賛しました。
モロッコには、国をアフリカのデジタル部門のハブにするために使用できるいくつかの強みがあります。
専門家は、モロッコが技術分野への外国直接投資を奨励し、業界のデジタル変革を加速する努力を増やすべきであると考えています。
「モロッコは、貿易と地域経済とのパートナーシップをさらに促進する必要があります」と、Huaweiの担当者は述べました。
Huaweiは1999年からモロッコで営業しており、ラバトに本社を置いています。
同社はまた、2018年にカサブランカに別の地域本社を開設しました。これは、北アフリカでの同社の事業もカバーしています。
中国企業は、通信会社を含むモロッコのパートナーと積極的な協力関係を維持していると述べました。
Huaweiは、モロッコの大学と3年間で12,000人の学生を訓練するためのいくつかの契約を結んでいます。
同社は、国立鉄道局(ONCF)などの主要企業とも提携しています。
Huaweiは、高速回線またはLGV通信サービスに必要なテクノロジーをONCFに提供しています。
王は、グループは「この素晴らしいプロジェクトに参加できたことを非常に誇りに思っている」と述べました。
モロッコの中国大使Aziz Mekouarは、会議のモロッコ代表団の一部でした。
この訪問は、漁業を含むいくつかの分野での協力を促進する中国とモロッコの決意の一環として行われます。
モロッコと中国は今年、外交関係の60周年を祝っています。
とあります。
中国は、着々とアフリカ全体の通信を独占するかのような動きを加速させていますね。
アフリカは将来的な市場価値が高いですので、早い段階での先行投資は、先行者利益で独占できてしまう可能性があります。
中国の動きは、社会主義国家ならではの鶴の一声でスピード感は半端ないですので、それこそが脅威です。
中国がアフリカ進出(支配)を加速している背景には、米中覇権争いの影響で、一部の先進諸国から締め出しを食らっている部分もあり、それならばと、アフリカ向けを加速している感があります。
さらに、中国のやり口が完全に世界にバレ始めている今、ある程度経済発展をしている国では、中国に対する警戒感は強まってきています。
しかし、資金やインフラをまだまだ必要とする国にとっては、甘いエサをぶら下げてくる中国の竿にパクッと食いつく発展途上国の政治家は多く、中国の資金力が続く限りは、アフリカへの札束外交はまだ続きそうです。
ただ、いつまで持つのかな?
アメリカあたりは、中国にアフリカのインフラを作らせておいて、中国が今以上の進出やメンテナンス等ができなくなってきた時に、一気にパクッと行ったりするのかな?
いずれにしても、今アフリカ大陸は、各国の思惑が渦巻いた展開が繰り広げられていますので、目が離せません。
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