ベルギーのチョコレートメーカーBelvasがコートジボワールにフェアトレードチョコレート工場建設へ。
https://www.ecofinagency.com/finance/0402-40932-belgian-chocolate-maker-belvas-plans-1mln-investment-in-cote-d-ivoire
記事によると、
ベルギーのチョコレートメーカーBelvasは、2020年9月までにコートジボワールにフェアトレードチョコレート工場を建設する計画を発表しました。
このプロジェクトの評価額は105万ユーロで、同社はすでに投資プラットフォームLita.coを通じて25万ユーロを調達しています。
残りの金額は、コートジボワールの協同組合Ecookim、キングボードウィン財団、ベルギーの協同組合から提供されます。
融資前の収穫と支払い農家への運転資金は、社会基金カンパニとアルテルフィンから来ます。
Belvasによると、このプロジェクトは雇用を創出するだけでなく、約300世帯がココアを公正な価格で販売できるようにする予定です。
「このプロジェクトには経済的な目的はありません。 生み出されたお金と仕事はコートジボワールに利益をもたらします。」
BelvasのCEOであるThierry Noesenは、EcooKimとBelvasの合弁会社であるKimvasが工場を管理し、EcooKimが過半数の株式を保有しています。
とあります。
フェアトレードいいですね。
アフリカのカカオ農家と言えば、長らく先進諸国に搾取され続けてきていた印象があり、カカオ農家はチョコレートを見たことも食べたこともないといった話を聞いたりもします。
フェアトレードはその辺の格差の是正をすることで、本来受け取るはずの額をしっかりと農家に受け取ってもらい、途上国の農家の生活基盤を改善する動きのこと。
日本語に直訳すると、公正取引ですね。
ところで日本では、カカオの生産と言えば、真っ先にガーナが思い浮かぶかと思います。
LOTTEガーナチョコレートの影響だと思いますが、実は生産国第1位は、ガーナの西隣に位置するコートジボワールが圧倒的1位なんですね。
ガーナは実は第2位で、コートジボワールとの生産量の開きは2倍近くもあるほどです。
さらに、ガーナとコートジボワールの国境付近では、コートジボワールで採れたカカオをガーナに運び、ガーナ産にしているという話もあるくらいで、コートジボワールの生産が突出しています。
イメージってある意味こわいですね。
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