通信会社MTN Benin と配車スタートアップGozem が提携し、データを使用せずに配車が可能となるサービスを開始。MTNモバイルマネーでの支払いも可能に。
MTN will no longer use Consumers’ Internet Data when Hailing Rides in Benin
記事によると、
MTN BeninとGozemは、インターネットデータパッケージを消費することなく、GozemのAndroidおよびiOSアプリケーションを介して、オートバイタクシー、三輪車、自動車タクシーを注文する機会をMTN加入者に提供するために協力しました。
GozemとMTN Beninの間のこの戦略的な「ゼロ評価」パートナーシップは、Gozemユーザーのコスト障壁を軽減しながら、MTN Benin加入者の手頃な価格の交通手段へのアクセスを促進することにより、相互の価値を生み出します。
さらに、Gozemユーザーは、電話会社のモバイルマネーサービスであるMTN Mobile Moneyを使用して、Gozemアプリでウォレットを簡単に充電できます。
また、Gozemドライバーの収益は、MTN Mobile Moneyプラットフォームを介してドライバーに支払われます。
このコラボレーションは、シンプルで安全、信頼性が高く手頃な価格の交通手段へのアクセスを増やすことにより、ベナンの地元の交通エコシステムにプラスの影響を与えます。
「MTN Beninとのこのコラボレーションに満足しており、ユーザーにもたらす価値、コスト削減、安全性のメリットを楽しみにしています。ゴゼムの共同設立者であるラファエル・ダナは、次のように述べています。
MTN BeninのマネージングディレクターであるStephen Blewettは次のように付け加えました。
「Gozemとのこのパートナーシップは、加入者に対するMTN Beninの市民のコミットメントを示す素晴らしい例です。
私たちの目標は、明確な顧客体験を提供することであり、安全で信頼できる輸送手段へのアクセスを毎日広げるこの素晴らしいイニシアチブをGozemに祝福します。」
とあります。
インターネットデータパッケージを消費することなくとの記載がありますが、これはつまり、オフラインでの使用も可能ということでしょうか。
だとすると、かなり利便性は高いですね。
アフリカでの通信環境は、都市部では日本との違和感はあまり感じませんが、環境があまりよくないエリアがあることも確か。
オフラインでも使用できるとあれば、どこでも使えるということになりますので割と最強ですが、それよりも何よりも、通信費削減効果のほうがアフリカ人にとってはかなりのメリットでしょうね。
MTNとしたら、通信費がかからないというのはマイナスですが、顧客囲い込み策の一貫としては、面白いサービスの提供です。
Grabも始めてくれないかな(笑)
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