エボラ出血熱を防げ!ギニア政府へ富士フィルムの抗ウイルス薬「アビガン錠」を提供
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富士フイルムのアビガン錠が、中共肺炎こと新型コロナウィルスに有効かも?ということで、世界に無償提供され効果が期待されています。
上記記事の通り過去にも同様のことがありました。
2014年に西アフリカ(主にギニア、シエラレオネ、リベリア)でエボラ出血熱が大流行し、2万8500人以上の感染者と、致死率が40%に迫る1万1300人以上が亡くなるという悲劇を生み、2015年12月にようやく終息宣言が出されました。
しかし、終息宣言からわずか3ヶ月後の2016年3月に、またギニアにて感染例が発生しました。
それを受けて、ギニア政府は日本政府に対してアビガン錠を使いたいという要望を出し、日本政府は富士フイルムからアビガン錠を2000人分購入し、ギニア政府に無償提供したという経緯があります。
それの効果のほどが書かれている記事は見当たりませんでしたが、ギニアでははしかが流行したという記事がありました。
https://www.msf.or.jp/news/detail/headline_3432.html
この記事の中で、MSF(国境なき医師団)のエボラ対応としては、2016年9月に元患者への支援を終了した、とありますので、エボラ出血熱の再流行には至らなかった様子です。
その後、エボラ出血熱に関しては、2018年にコンゴ民主共和国で大流行し、その時にもアビガン錠が提供されたようです。
その効果のほどを記述した記事を見つけることはできず、情報が乏しいとする記事があった程度です。
http://dcc-irs.ncgm.go.jp/material/factsheet/ehf_congo.html
結局、2018年8月にコンゴ民主共和国で始まったエボラ出血熱の大流行は2020年3月頃まで続き、2226人という、エボラ出血熱での死者数としては史上2番目に多い大流行となってしまいました。
劇薬でもあるアビガン錠は、致死率が高い感染症が発生するタイミングで、藁をもすがる感じで使用されている事例が多いです。
しかし、臨床例としては効果が認められたという感じで提供されるものの、実際の使用時においての検証結果がなされている記述はなく、副作用も強烈なことから、なかなか心配が残る薬です。
おそらく最前線では、色んな治療法が同時進行で行われている、いわゆるカクテル療法がされているでしょうから、アビガン単体での効果を検出するのは難しいという側面があるのでしょう。
アビガンの副作用を見るとおそろしくなりますが、命が救われることにつながるのであればまだマシだという感じでしょうか。
中共肺炎の対策としては、大阪では官民の一致団結の協力体制でワクチン開発をスピード重視で進めているという話しも聞きます。
無害ワクチンだということと、いま動物実験中で7月にヒトへの臨床実験を開始し、9月にも実用化を目指すという抜群のスピード感なので、個人的にはかなりの期待を寄せています。
あとは国と厚労省がグダグタやらないことを願います(笑)
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