ナイジェリアの3月の銀行決済額が前年同月比34%増加、公共料金などのオンライン支払いはロックダウンの影響で128%増加。
記事によると、
銀行の顧客は、3月にポイントオブセールス、即時支払い、および電子請求プラットフォームで合計11.44兆ナイラ相当の金融取引を行いました。
ナイジェリアの銀行間決済システムの最新のデータが示しています。
これは、2019年に記録されたN8.54tnのNIP、PoS、およびe-Billsの数字からの34%の成長を示しています。
データの分析は、顧客が2020年3月にインスタント決済プラットフォームで合計N10.97トン相当の金融取引を実行したことを示しました。
即時の支払いは、銀行の顧客、銀行の支店、インターネットバンキング、モバイルアプリ、現金自動預け払い機、および非構造化補足サービスデータを介して行われました。
さらに、N368.86bnのPoS支払いは同じ期間内に行われました。
NIBSSデータは、調査中の月にN107.06bn相当の電子請求書支払いが行われたことを示しました。
銀行の顧客がオンラインで支払う請求書の一部は、電気代、ケーブルテレビのサブスクリプション、インターネットサービスのサブスクリプション、公共料金です。
NIBSSデータは、PoSおよびNIPプラットフォームを介したオンライン決済取引の総量が今年3月に1億8736万であったことを示しました。
これは、2019年に記録された1億1,784万件と比較して、3つのプラットフォームでの取引量が59%増加したことを示しています。
さらなる分析によると、PoSトランザクションの価値は、2019年3月のN217.46bnから今年3月のN368.86bnに70%増加しました。
2019年の対応期間に記録された2982万件の取引と比較して、PoS取引の数量も3月に75%増加して5225万件になりました。
銀行業界のデータは、NIP取引がN8.58兆に達した2019年の同時期と比較して、NIP取引の取引額が28%改善したことを示しています。
(中略)
これは、ロックダウンの結果として多くの銀行支店が閉鎖された結果であり、国におけるコロナウイルスの蔓延を減らすために多くの州で実施された制限の結果である可能性があります。
大統領、ムハンマドゥブハーリ少将(retd)は、コロナウイルスの蔓延を遅らせるために、連邦首都特別地域、アブジャ、ラゴス、オグン州の全面封鎖を3月30日月曜日の午後11時から発表しました。
彼は、コロナウイルス感染が確認されたケースが最も多い3つの地域のすべての企業とオフィスに14日間シャットダウンし、居住者は屋内にとどまるよう依頼しました。
ブハリは火曜日から始めてさらに14日間封鎖を延長しました。
NIP支払額は10.3兆ナイラで、量は1億1,135万で、今年の1月に銀行の顧客によって実行されました。
2020年2月には、NBSのプラットフォームで、1億2,126万の9.97兆ナイラのNIP取引が実行されました。
PoSの支払いについては、NIBSSは今年1月と2月に4131万件と4706万件の取引を報告し、1月と2月にはそれぞれN313.43bnとN326.03bn相当のPoS支払いを報告しました。
NIPおよびPoSトランザクションと同様に、電子請求額は3月のN107.06bnでピークに達しましたが、今年の1月は92.76bn、2月は78.38bnでした。
とあります。
アフリカ(特に西アフリカ地域?)は現金主義者が多く、モバイルマネー等がなかなか進まないと言われていましたが、コロナの影響でその流れは変わりそうです。
東アフリカ地域では、ケニアのエムペサに代表されるモバイルマネーの浸透は高く、銀行口座を持たない(持てない)層に受け入れられています。
しかし今回のナイジェリアの例は、銀行口座を持つ者のデータで、銀行の窓口に行かなくてもよい取引が増えています。
ガーナに住んでいた頃に感じていたのは、日本の銀行でも待つことが多かったですが、ガーナの銀行はその比ではなく、銀行の用事だけで半日以上潰れることもザラでした。
それが銀行に行かなくても一部済ませられるようになってきているようで、コロナにより変貌を遂げ始めています。
アフリカでもコロナをキッカケに、何か大きなものが変わっていくんでしょうね。
変化に対応できる者が強い(生き残る)時代になってきたようです。
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