いすゞ自動車がケニアでソーシャルディスタンシングを保ちながら最大限の乗客を乗せられるミニバスを再設計。
https://www.businessdailyafrica.com/economy/Isuzu-in-bus-redesign-push-to-stem-matatu/3946234-5601224-10xjb6jz/index.html
記事によると、
いすず東アフリカとバス事業者は、コロナの影響で座席を空に保つことを余儀なくされた後、より多くの旅行者を収容するために再設計された23人乗りミニバスの規制承認を求めました。
自動車ディーラーは、米国運輸安全局(NTSA)および標準化機関(ケニア標準局)と協議して、再設計された33人乗りの乗用車から23人乗りの乗用車を承認する予定です。
これにより、Covid-19ルールの中でバスオペレーターがより多くの乗客を乗せることができるようになります。
ウイルスの蔓延を抑制するために課された社会的距離ルールの下で一部の座席を空けておくという指令に沿って16人の乗客が許可されます。
再設計されたミニバスは、公共交通事業の収益性を高めるために、現在の最前列の代わりに3つの座席列を持っています。
ほとんどのマタトゥス(乗り合いバス)は、旅客数の減少に対応するために運賃を引き上げておらず、年間4200億Shを超えるセクターで収益を削減しています。
マタトゥビジネスでも投資家の利益を上げるためには、キャパシティーを下回った場合に発生する損失から投資家を保護する必要があります。いすずの営業およびマーケティングディレクターのWanjohi Kangangi氏は、次のように述べています。
スーパーメトロサッコの会長であるネルソンヌキ氏は、ナイロビの車両組立会社から25台のバスを受け取ったとき、現在、1回の旅行でSh1,000の損失が発生しているため、事業に不利益をもたらしていると語りました。
「輸送業界の投資家として、乗客の削減は収入の減少に対応するための運賃の上昇に見合っていないため、バスをCovid-19健康ガイドラインに準拠するように再設計することを許可するように要請します」とNduki氏は述べました。
とあります。
これはアフリカあるあるというか、新興国あるあるかも知れませんが、乗り合いバスに関しては、満席(基本的には定員オーバーしているのにさらに詰め込む)にならないと出発しないというのが普通だったりします。
ギュウギュウでしんどいなと思いますが、日本でも通勤時間帯の満員電車なんかはひどいので似たようなものではありますが。
いずれにしても、余裕を持って乗車できるというのは乗客にとってはいいことですし、いすずの今回のニュースのような設計で、運営者側の利益向上につながってくるのもいいことですね。
このような限られた条件下で最大限のパフォーマンスを発揮(つまり改善という部分)するというのは、日本人の得意とするところであると思いますので、ある意味コロナは日本人にとってチャンスかも知れませんね。
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