フェイスブックが南アフリカに続いてアフリカで2番目となるオフィスをナイジェリアのラゴスに開設へ。
https://techpoint.africa/2020/09/18/facebook-lagos-office/
記事によると、
世界的なテクノロジーの巨人であるFacebookは、ナイジェリアの商業およびテクノロジーの中心地であるラゴスにオフィスを構える計画を発表しました。
これは、CEOのマークザッカーバーグが国を訪問してから4年後のことです。
事務所の場所は確保され、現在から2021年後半までの間に稼働する予定です。
この期間中、確認はされていませんが、同社はおそらくエンジニア、営業、パートナーシップ、ポリシー、コミュニケーションのチームの採用を開始します。
Facebookの新製品実験責任者であるImeArchibongが明らかにしたように、この魅力は国内の技術者のプールからのものです。
確かに、これは今後数ヶ月でより多くの地元の才能の広範な摂取を示しています。
新しいラゴスオフィスの運営は、サハラ以南のアフリカ諸国の成長を後押しすると予想されています。
チームは、アフリカの技術エコシステムの成長に貢献しながら、アフリカに焦点を当てた製品の構築を担当します。
特に、Facebookは過去5年間、アフリカ大陸で最初の南アフリカ本社からアフリカ事業を運営してきました。
Nunu Ntshingila-Njekeが率いる活動は、当初ケニア、南アフリカ、ナイジェリアに焦点を当てて計画されました。
興味深いことに、2015年から現在までの間に、これらの国でのインターネットの普及は大幅に改善されました。
振り返ってみると、2015年から2020年までのサハラ以南のアフリカにおけるインターネットの普及率は16%から33.2%に増加しました。
Facebookは、次の10億人のユーザーがヨーロッパとMENA諸国から来ていると信じており、したがってこれらの場所でのインターネットインフラストラクチャ開発をターゲットにしています。
過去5年間、Facebookはアフリカのインターネット接続に向けてコミットされた資産に投資してきました。
最新のプロジェクトは2Africaプロジェクトです。
Facebookは通信会社のコンソーシアムと協力して、海底インターネットケーブルを敷設することで4年以内にアフリカの16か国を世界に接続しています。
一方、同社は2016年からケーブルの敷設に積極的に関与しており、MainOneやMTNなどの電話会社と提携しています。
また、ほとんどのアフリカ諸国でサーバーのインストールに関連付けられています。
Facebookは、インフラストラクチャの開発に加えて、アフリカの人材育成にも関わってきました。
2018年には、CcHubと提携してNG_Hubを立ち上げました。
この発表はFacebookのアフリカへの関心をさらに表していますが、ソーシャルメディアの巨人がアフリカに近い将来利益をもたらす市場があることを知ったのは当然のことです。
とあります。
グローバル企業Facebookが、大きな大陸で、54ヶ国もの多様性のあるアフリカで、南アフリカにしかまだオフィスがなかったというのが逆に驚きでした。
ナイジェリアはアフリカでも有数のIT先進国でもあり、優秀なSEも多いと言います。
FacebookやInstagramはアフリカでも既に当然のように利用されており、日本で言うところのLINEであるWhatsAppの利用率はメッセージアプリとしてはダントツに利用率は高く、WhatsAppもFacebookのサービスの一つです。
Facebookがナイジェリアにオフィスを構えることで、アフリカ向けの、アフリカ独自の広告や、アフリカ固有の言語にまで対応してくると面白いなと思います。
アフリカの多様性がどんどん世界に発信されるといいですね。
🍀🍀🍀🍀🍀
ポチしていただけると喜びます(≧∀≦)