ナイジェリアのフィンテックスタートアップSparkleが12カ月以内に損害保険のオンライン販売へ
https://www.theafricareport.com/41004/nigerias-new-fintech-sparkle-plans-to-distribute-general-insurance-products/
記事によると、
Visaと提携したナイジェリアの新興企業Sparkleは、今後12か月以内に損害保険商品のデジタル配信に移行することを計画しているとSparkleのCEOであるUzomaDozieはAfricaReportに語っています。
2019年に設立され、ラゴスに拠点を置くSparkleには、国内の保険パートナーがいます、とDozieは言います。
規制当局の承認が必要であり、パートナーはシステムをアップグレードする必要があるかもしれないと彼は付け加えています。
ナイジェリアの保険普及率は1%未満であり、地域の同業他社よりも遅れており、業界はGDPに0.3%しか貢献していません。
Dozieは、請求が支払われないことを恐れ、「面倒で複雑な」サインアッププロセスが関係していることを追跡します。
それでも、GSMAモバイル接続インデックスによると、ナイジェリアの人口の79%がモバイル接続を持っており、39%がモバイルブロードバンド接続にアクセスできます。
これらのレベルの接続性は、ナイジェリアの保険市場の再調査を促しました。 3月、Prudential Zenith LifeはMTNと提携して、保険商品の購入を容易にしました。
世界銀行の報告によると、ナイジェリアでの保険の分配は主にブローカー主導であり、ほとんどの保険料の徴収は企業の給与を通じて行われます。
しかし、カバーする余裕があり、最も到達しやすいサラリーマンの従業員でさえ、取り込みはわずか10.6%です。
教育と製品の柔軟性はソリューションの一部です。 「私たちは保険を民主化していません」とDozieは言います。
「人々はそれを基本的なレベルで理解していません。何にお金を払っていますか?」
将来の人々は彼らの資産よりも彼らの活動に保険をかけたいと思う可能性が高いと彼は言います。
たとえば、自動車の所有レベルは低下する可能性があります。
車に恒久的に保険をかけるのではなく、レンタカーの短期保険が求められる可能性があります。
(後略)
とあります。
ガーナもそうでしたが、ナイジェリアもまだ保険に対する意識は低いようです。
日本は逆に異常に高いですが。
ガーナでは生命保険の加入率はとても低く、損害保険に関しては、車保有車には損害保険の加入が義務付けられているので割と高いです。
損害保険に加入していることを示すステッカーをフロントガラスの見えるところに貼る必要があり、街の検問とかでもチェックされることがあるため、加入率は高いと言えます。
しかし、悪質な損害保険会社もあり、保険料が安い代わりに、何か事が起きても保険金は支払われることはなく、ただのステッカー代みたいな会社もあります。
保障を求めて加入するというよりは、検問での罰金(実質ワイロ笑)を避ける目的で加入(ステッカーを買う)みたいなケースも多いので、そもそも保険という概念が薄いです。
ナイジェリアのスタートアップ企業の今回の動きは、オンラインという形で保険に入りやすくすることで、加入促進を図りたいという感じだと思いますが、まずは教育からの気がしますね。
国が音頭とる必要があると思います。
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