南アフリカの通信大手EconetがWi-Fiのマーケットプレイスを立ち上げ。ジンバブエに続きケニア、ウガンダ、ザンビア、ルワンダで開始。
Econet Group And Subsidiaries Partner To Create A Wi-Fi Marketplace For Digital Inclusion In Africa
記事によると、
Econetは、その子会社であるLiquid Telecom Group(LTG)とCassava Fintech International(CFI)を通じて、ケニア、ウガンダ、ザンビア、ルワンダで#SasaiWiFiFinderホットスポットのネットワークを立ち上げ、地元の人々に最も手頃なインターネットアクセスを提供しています。
このパートナーシップは、すべてのアフリカ人のデジタルインクルージョンを通じて持続可能な経済発展を加速する「アフリカミッシングネットワーク」のロックを解除します。
このパートナーシップにより、ISP、フランチャイズ加盟店、デジタルサービスプロバイダーが雇用機会を創出することで新しい収益源を開拓するのに役立つWi-Fiマーケットプレイスが生まれます。
クラス最高のブロードバンドインフラストラクチャに支えられたこのサービスにより、アフリカのより多くの人々がインターネットのデジタルおよび経済的メリットにアクセスできるようになります。
「私たちはすべてのアフリカ人が高速接続の権利を持っていると固く信じており、#SasaiWiFiFinderホットスポットでこのビジョンを実現しています。
このイニシアチブは、アフリカを置き去りにすることのない、包括的でつながりのある未来という親会社のエコネットのビジョンに沿ったものです。
これらのホットスポットを使用して作成した接続ネットワークにより、企業や消費者が非常に手頃な料金でユビキタスアクセスできるようになります。
これは、アフリカのデジタルの未来を一度に1人の個人とビジネスで構築することで達成された、さらにもう1つのマイルストーンです」とLTGのグループ最高経営責任者であるニックルドニックは述べています。
「#SasaiWifiFinderは、アフリカ全土で熱心に推進している社会的および金融的なデジタルインクルージョンアジェンダの重要な部分であると考えています。
日常の人々に日常の問題に対処するソリューションを提供することは、私たちのより広範な戦略の一部です。
この場合、以前は除外されていたコミュニティを含め、アフリカのコミュニティにより手頃なインターネットアクセスを提供しています」とCFIグループの最高経営責任者であるダーリントンマンディベンガは述べています。
ユーザーは、#Sasaiwififinderホットスポットに接続し、Sasai Superアプリをダウンロードして、手頃な価格のインターネットバンドルを購入すると、無料のインターネットバンドルにアクセスできます。
このアプリは、ソーシャルメディアサービス、オンデマンドサービス、デジタルインタラクティブメディアサービス、デジタルマーケットプレイスへのアクセスを可能にするマルチサービステクノロジープラットフォームであり、単一の使いやすいモバイルアプリケーションでの支払い方法を含みます。
ジンバブエでの#SasaiWiFiFinderホットスポットの立ち上げが成功した後、このサービスは南アフリカ、南スーダン、コンゴ民主共和国、ボツワナ、ブルンジ、レソト、タンザニアでまもなく利用できるようになります。
とあります。
日本は通信費が世界的に見ても高いと言われており、現菅政権では値下げしろと圧力をかけているほどです。
なぜ日本が通信費が高いのかと言うと、日本全国どんな田舎にも通信網が張り巡らされているほどに、基地局が津々浦々に設置されているためです。
このハード部分にこそ、先行投資で多額の資金がかかり、その資金回収のために通信費が高いという側面もあります。
つまり、日本では通信可は当たり前のようになっており、それは水道の蛇口を捻ると水がすぐに得られるように、日本全国に網羅された完璧なインフラとなっています。
しかしアフリカなどの開発途上国では、通信環境が都市部では先進国と同じように整ってきた一方で、まだ不安定、もしくは通信不可のエリアもあります。
今や世界的に、通信ありきのサービスや生活基盤が当たり前の世界であり、まだそれが提供されていないエリアとの格差が生まれているため、このようなマーケットプレイスの動きは格差是正に役立ってくるでしょう。
このように、今やアフリカの奥地にも通信環境
が整ってくる時代になってきており、そこからの発信もできる時代。
さらにアフリカの人たちは、日本に比べると英語が堪能な国も多く、そこの多くの国民は当たり前のように英語を話します。
それはつまり、一次情報を英語で直に受け取れるということでもあり、情報の浸透スピードは日本より早くなる傾向にあります。
中国を長年下に見てきてあっという間に追い抜かれたように、アフリカにもあっという間に追い抜かれてしまう時代が来つつあります。
ぬるま湯に浸かりすぎることなく、今のうちに外の世界を実体験しておきたいところです。
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