インスタントヌードルIndomieを製造するナイジェリアのDUFILが、ガーナで競合De BlowChem Industriesの麺部門を買収。
https://www.ghanaiantimes.com.gh/dufil-acquires-yum-mie-noodles/
記事によると、
インドミーブランドの大手インスタントラーメン生産者および所有者であるDeUnited Food Industries Ghana Limited(DUFIL)は、ブランドYum-mieNoodlesの生産者であるBlowChem IndustriesLimitedの麺部門を買収しました。
この買収は、DUFILがアクラのスピンテックスに超近代的な工場を設立してから1年後に行われます。
インドミーは、約10年半前に発売されて以来、ガーナで支配的な麺ブランドです。
この最新の動きは、麺市場におけるDUFILガーナのリーダーシップを強化するでしょう。
Yum-mieNoodlesの購入には、資産とブランドの両方が含まれており、DUFILの経営陣が明らかにしました。
DUFILガーナのゼネラルマネージャーであるMaheshShah氏は、この取引は会社の拡大の一環であり、長期にわたってガーナに留まるというコミットメントの一環であると述べました。
彼は、DUFILは引き続きガーナ市場に忠実にサービスを提供し、最も手頃な価格で最高品質の製品を提供するためにさらに多くの投資を行うと述べました。
DUFILガーナは、2006年にインドミーをガーナ市場に導入して以来、経済に大きく貢献してきたと彼は語りました。
シャー氏は、同社の新しい超近代的な工場がガーナの約60,000人に直接的および間接的な雇用を生み出したと述べました。
同社は原材料を地元で調達しており、それが多くの農家、特に女性の収入と生計の向上に役立っていると彼は語りました。
親会社であるナイジェリアを拠点とするDUFILPrima Foods Plcは、西アフリカの小地域で有数の麺とパスタの生産者の1つです。
とあります。
インドミーは元々、インドネシアの食品会社であるインドフードが製造するインスタントヌードルのブランドです。
ガーナでは既に圧倒的シェアを誇っており、インドミーがガーナに入ってきてから、ガーナの昼食事情は一変したと言われているほどです。
インスタントヌードルと言えば日本発祥で、日本やアジアなどでは日清ブランドが浸透していたりしますが、ガーナでは圧倒的にインドミーです。
日清ブランドもあるにはありますが、スーパーの商品棚に占める割合は、全インスタントヌードルの中でもおそらく1桁%。
これの要因はまず価格にあり、インドミーは確か日本円換算で1袋20〜30円だったと思いますが、日清カップヌードルは確か100〜200円くらいはしていたと思います。
あとインドミーブランドは、そのほとんどが袋麺タイプのスープ無しタイプで、家庭で簡単な調理を必要とするタイプ。
基本的に一年中暑い地域なので、熱いスープヌードルよりフライドヌードルタイプが好まれているイメージです。
そんなインドミーブランドの会社が買収したのは、ヤミーブランドで展開しているもの。
ヤミーヌードルはインドミーの後発でガーナに入ってきて、インドミーによって作られたインスタントヌードルの習慣に上手く乗ってきた感のあるブランド。
ただやはり、先行者ブランドと資本力には敵わずってことだったのでしょうか。
これで益々インドミー&ヤミーヌードルの牙城は高くなった感はありますね。
日本ブランドはまだまだ高いので、今のところ太刀打ちできていないです。
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