カドゥナ州がコロナウイルスワクチン配達のためにドローンスタートアップZiplineと提携。(アフリカニュース)
https://www.reuters.com/article/uk-health-coronavirus-nigeria-drones/nigerias-kaduna-pairs-with-zipline-for-drone-delivered-covid-vaccines-idUSKBN2A31MM
記事によると、
ナイジェリアのカドゥナ州は、コールドチェーンストレージへの多額の投資なしにCOVID-19ワクチンのドローン出荷を許可する医療配送会社Ziplineとの契約に署名したと同社は水曜日に述べました。
「これにより、カドゥナ州の何百万人もの人々が常に必要なケアを受けることができます」とカドゥナ州知事のナシル・エル・ルファイ氏は述べています。
Ziplineは、ファイザーワクチンでも安全に送達できるエンドツーエンドのコールドチェーン配布機能により、カドゥナの医療施設が超低冷凍庫の購入を回避し、正確な量のCOVID-19ワクチンのオンデマンド送達を可能にするだろうと述べました。
同社は、名前のない「主要なCOVID-19ワクチンメーカー」と協力して、事業を行っているすべての市場でCOVID-19ワクチンの配達にアクセスできるようにしていると語りました。
現在、ガーナ、ルワンダ、米国で血液、ワクチン、その他の医療機器のドローン配達を提供しています。
Ziplineは、ナイジェリアの他の州とも交渉中です。
コールドチェーンの保管が限られており、道路や鉄道のネットワークが貧弱なアフリカ全土の国々は、超低温保管を必要とするCOVID-19ワクチンの提供方法に取り組んでいます。
ファイザーワクチンは、ドライアイスで満たされた特別に設計されたクールボックスに入れて配送センターに送る前に、摂氏約-70度(-112°F)で保管する必要があります。
ナイジェリアは、冷却設備への依存度が低いワクチンを探すと述べています。
カドゥナのサービスは第2四半期に開始される予定で、それぞれ30台のドローンを備えた3つの配送センターから24時間体制でサービスが提供されます。
El-Rufaiは、カドゥナが255のプライマリヘルスセンターをアップグレードし、薬局の倉庫を設置し、施設を管理するために3,000人の警官を募集して訓練していると述べました。
とあります。
先進諸国に比べると、道路などの交通インフラがまだ完全ではないアフリカでは、低温輸送が必須のワクチンの配送に課題があります。
それを安価に解決できるのがドローン輸送。
従来のインフラが整っていないからこそ、新たなインフラが活かされやすいアフリカ。
つまり新たなイノベーションを試しやすいアフリカの今後は割と面白いんですよね。
先進諸国に比べると邪魔なもの(規制や既成団体や寄生団体など笑)が少ないですからね。
(アフリカニュース)
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