配車アプリのBoltが、食品デリバリーサービスBolt Foodをナイジェリアで開始へ。(アフリカニュース)
On-demand mobility platform Bolt expands food delivery services to Nigeria
記事によると、
エストニアの配車サービス会社であるボルトは、ナイジェリアの食品配達事業に参入し、ジュミアフーズやゴーカダなどの企業の玄関口に競争をもたらしています。
これは、同社のウェブサイトで「新しいフードデリバリーサービスを開始し、地元企業とのパートナーシップの確立を支援できるレストランセールスマネージャーを探しています」と述べた求人広告として知られています。
COVID-19パンデミックの発生以来、多くの企業がナイジェリアでの食品配達サービスに参入または拡大してきました。
ゴカダは昨年、フードデリバリーに切り替えましたが、ジュミアフーズは国内の5つの州にサービスを開始し、特に前月比30%の食品注文の伸びを記録しました。
ナイジェリアへの入場により、ボルトフードは現在ジュミアフーズが保持している支配を揺るがすと予想されます。
一部の報告によると、E-ヘイリングサービスはナイジェリア内で2万人のドライバーを誇っています。
Boltは、アフリカと東ヨーロッパのサービスの行き届いていない都市部でのサービス拡大を支援するために同社に2,000万ユーロ(2,380万米ドル)を投資したIFCによる最近の支援に加えて、すでに開発されたネットワークを活用します。
IFCの投資は、ウクライナを含む東ヨーロッパ、およびナイジェリアや南アフリカなどのアフリカ市場に向けられます。
Boltは、世界16か国33都市でフードデリバリーサービスを提供しています。
Boltは現在、世界35か国以上で3,000万人以上のユーザーを抱えており、アフリカは最大の市場であり、世界のビジネスの半分以上は南アフリカ、ガーナ、ケニア、ナイジェリア、タンザニア、チュニジア、ウガンダの7つのアフリカ市場からのものです。
この現在の資金調達は、同社がライバルであるUberと差別化する方法の1つです。
しかし、両社に共通していることの1つは、食品の配達に大きな賭けをしていることです。
Boltは現在、世界16か国33都市でフードデリバリーサービスを提供していますが、UberEatsは45か国6,000都市にあります。
Uberは世界的な舞台で食品配達の最大のプレーヤーの1つですが、ナイジェリアには食品配達サービスがありません。
Bolt Foodsがナイジェリアの市場であるGlovoに参入すると、スペインの配達スタートアップがガーナで事業を開始しました。
これにより、Glovoは西アフリカで2番目の市場となり、ケニア、モロッコ、ウガンダ、コートジボワールに次ぐ5番目のアフリカの国となります。
一方、Jumia Foodsは、第1四半期にエジプトで発売する予定です。
この動きにより、エジプトは、ナイジェリア、コートジボワール、ケニア、モロッコ、チュニジア、ガーナ、ウガンダ、アルジェリア、セネガルに加わり、南アフリカを除いて、eコマースの巨人がレストラン配達サービスを提供する10番目の市場になります。
とあります。
コロナ禍で日本でもUber eatsや出前館のようなフードデリバリーサービスが活況になり、他のサービスも誕生しているのと同じように、アフリカでも活況です。
ナイジェリアはアフリカ最大の経済大国でもあり、人口もアフリカ最大。
そのナイジェリア発のジュミアがアフリカのフードデリバリーでは先駆者で知名度も既に抜群ですが、その牙城を切り崩すべく競争が巻き起こっていますね。
ほんの3〜4年前くらいはデリバリーなんて考えられなかったですが、テクノロジーによってアフリカも一気に便利になってきています。
テクノロジー系の利便性の世界標準化は着々と進んでいますね。
(アフリカニュース)
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