ナイジェリアのフィンテックスタートアップFlutterwaveが、米決済大手PayPalと提携、アフリカ50カ国の事業者がPaypalを通じた決済受け取りが可能に。(アフリカニュース)
https://www.reuters.com/article/us-flutterwave-payment-paypal/flutterwave-teams-up-with-paypal-on-african-payments-idUSKBN2B819C
記事によると、
フィンテック企業のFlutterwaveは、米国の決済大手PayPalと提携して、PayPalの顧客がそのプラットフォームを通じてアフリカの商人に支払いを行えるようにしたとアフリカに焦点を当てた決済会社は火曜日に語りました。
Flutterwaveによると、このコラボレーションにより、中小企業と世界中の3億7700万人を超えるPayPalアカウント所有者がつながり、国境を越えた商取引への障壁がなくなります。
FlutterwaveのPayPalとの統合は、アフリカの50か国および世界中で機能する予定であると声明で述べています。
人々が買い物や請求書の支払いをモバイルアプリに依存しているため、オンライン決済はCOVID-19パンデミックで後押しされました。
デジタル決済セクターの他の企業と同様に、カリフォルニア州サンノゼを拠点とするPayPalは、仮想領域により多くのビジネスを押し込んだオンライン取引のブームから利益を得ています。
Flutterwaveは、新しい市場に参入する多国籍企業のためのアフリカの決済プラットフォームになることを目指していると述べています。
ナイジェリア人によって2016年に設立され、サンフランシスコに本社を置く同社は、1億4000万件を超える取引を処理してきました。
CEO兼共同創設者のOlugbengaAgboolaは先週、Flutterwaveが投資家から1億7000万ドルを調達して顧客基盤を拡大し、バリュエーションを10億ドル以上に押し上げた後、ニューヨークの上場を検討できるとロイターに語りました。
とあります。
PayPalはアクティブに攻めていますね。
仮想通貨決済にも積極的に動き、アフリカのマーケットにも積極的に参入。
以前の記事でも触れましたが、フィンテックは新興国との相性が良く、ナイジェリアを始めとするアフリカでは、金融インフラが整っているとは言えず、フィンテックの広がりはそれを補完するために必須です。
伸び代のあるマーケットで、伸び代のある分野に、先進国のユーザーを多数抱えるPayPalが参入してきたことは、アフリカにとっても朗報。
日本を始めとする先進国では、銀行口座を持つ人は多いですが、アフリカでは銀行口座は無いけどスマホや携帯電話は持っているという人は多いです。
フィンテックでアフリカを始めとする新興国は今後さらに伸びを見せてくるでしょうね。
(アフリカニュース)
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