アフリカにおける中国の影響力は低下するのか?(アフリカニュース)

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中国からアフリカ諸国への融資が2019年は30%の減少。(アフリカニュース)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-03-29/chinese-lending-to-africa-down-on-debt-default-fears-study-says

記事によると、

アフリカ政府への中国の貸付は2019年に3分の1近く減少し、おそらく昨年も減少し続けました。

これは、デフォルトの脅威の高まりが過去10年間に国からの信用の氾濫を引き起こしたためです。

ジョンズホプキンス大学の中国アフリカ研究イニシアチブの調査によると、アフリカへの中国の融資は2019年のほぼ10年ぶりに、90億ドルを下回り、北京はアンゴラやエチオピアなどの主要な借り手への融資を控えたり縮小したりしました。

この減少は、コロナウイルスのパンデミックが世界中の経済を混乱させる前でさえ、中国がアフリカへの貸付についてより慎重になり、2000年以来1,530億ドルの貸付を行ったことを示しています。

調査の著者であるケビン・アッカーとデボラ・ブラウティガムは、「中国の金融業者は、債務問題のある国に盲目的に資金を投棄し続けるのではなく、遅ればせながらザンビアなどの国からシフトしました」と述べています。

ザンビアは、2020年の発生以来、アフリカで最初に債務不履行に陥った国となり、他の重債務国がそれに続くのではないかという懸念が高まっています。

中国のより慎重なアプローチは、貸付が2013年にピークに達した直後に始まり、その後、世界の商品価格は急落しました。

アフリカへの中国の貸し手の数は、世紀の変わり目のわずか3から2019年には30以上に増加し、近年、商業貸付は公的信用よりも急速に成長しています。

しかし、彼らは現在、危険な国を避けて、エジプトや南アフリカなどの大陸のより大きな経済に焦点を合わせています。

それでも、「中国の資金はアフリカ諸国のインフラ資金の重要な資金源であり続けるだろう」と研究は結論付けています。

とあります。

日本の場合はODA(政府開発援助)など、支援目的で資金の拠出を行いますが、中国の場合は支援というよりは完全にビジネスライクのケースが多いです。

これまでボランティア慣れしてしまっていたアフリカにとって、表面上はボランティア的に見せていた中国のやり方が、実は債務の罠だったという点に目を覚させられた。という部分では少しはいいカンフル剤にもなったかも知れません。

中国のアフリカに対する貸付けは、貸して即回収しているようなもの(インフラ建設などは中国の業者を使うため)なので、仮に債務不履行になったとしても、他の国の感覚とは少し違うはず。

しかし貸付けの量が減少しているということは、おそらく中国の外貨獲得能力に陰りが見えている一端でもあると思われますので、中国経済の成長は止まりつつあるかも知れません。

IMFの経済成長予測によると、2021年の経済成長率は中国は+8.4%と、世界+6.0%を上回る予測。

しかしこれは、中国のデータの信用性が低いことから、あまり鵜呑みにしないほうがいいでしょう。

とは言うものの、アフリカにおいて日本よりは圧倒的に資金を拠出しているわけで、その影響力はまだまだ健在です。

中国のアフリカに対する資金拠出は、票集めの側面もありますので、中国以外の国も、アフリカがあまり中国に偏らないようにするためにアフリカに対するビジネス支援に力を入れてもらいたいものです。

ボランティア一辺倒ではなくビジネスで。

(アフリカニュース)

🍀🍀🍀🍀🍀

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