ブロックチェーンを用いた偽造品検出アプリのナイジェリアのスタートアップChekkitがプレシードラウンドで50万ドルを調達。(アフリカニュース)

記事によると、
Chekkitは、Launch Africa、Japan Strategic Capital、Blockchain Founders Fund、2人のエンジェル投資家がグループを示すなどのトップ投資家との50万ドルのプレシードラウンドを発表しました。
OrangeCornersプログラムからの助成金が資金調達ラウンドに追加されました。
Chekkitは、世界をリードする製品認証および流通追跡ソリューションになるために取り組んでいます。
過去数年間、ナイジェリアおよびアフガニスタン市場のChekkitの顧客は、偽造品によってもたらされる危険から保護されており、消費者にオリジナルの製品を特定する機会を与えています。
そうすることで、これにより20万人の消費者が保護され、全国で2億を超える製品の追跡と検証に関するアフガニスタン政府とのパートナーシップが拡大しました。
これはすべて、Royal Star Pharma、Nabros Pharmaceutical、Merckなどの製薬会社と協力することで達成されました。
Chekkitは、Dare Odumade(CEO)、Samuel Ukhueleigbe(CTO)、およびOluwatosin Adelowo(CMO)によって設立されました。
このトリオは、サプライチェーンの追跡とインフラストラクチャの最適化計画を構築する消費者エンゲージメントソリューションを提供しながら、偽造防止戦略の強化に向けて資金を振り向けます。
ナイジェリアでは、同社はナイジェリアPlcのFlourmills、Indomie、Niveaなどの主要ブランドと協力してきました。
これは、企業のPOS消費者エンゲージメントソリューションを通じて、消費者に近づくのに役立ちます。
現在、ほとんどのブランドは、スマートで直感的な調査を通じて顧客から直接貴重な洞察を収集しながら、ロイヤルティプログラムとプロモーションを最適化できます。
Chekkitアプリを確認するか、USSDコードをダイヤルすることで、製品が一意であるかどうかを確認できます。 Chekkitの詳細については、そのWebサイトを参照してください。
とあります。
ブロックチェーンを用いた偽造品検出アプリ、なかなか面白いです。
偽造品と言えば、日本のお隣の2国で製造されているのは割と有名な話。
アジアではその2国がアフリカに進出している割合が高く、アフリカでも偽ブランドなどの偽造品はとても多いです。
良くはないですが、偽造品を偽造品だと言って売っているのならともかく、記事を読む限りでは、偽造品を本物と偽って販売されているケースが多い模様。
これでは本物の製造者も消費者も困ったものだということで、今回のニュースのような偽造品検出アプリはいいですね。
ナイジェリアはアフリカの中でもITが進んでいる国としても知られており、ブロックチェーンの活用も進んでいるようで素晴らしいです。
日本では仮想通貨の税制がまだまだ世界的に見て異常値なように、せっかくの技術も伸び悩んでしまう政策が続いています。
アフリカは平均年齢が若い国が多く、新しい技術に果敢にチャレンジしている印象があります。
日本は残念ながらおじいちゃん政治家が多いので、なかなか新しい技術は進まないんですかねー。
(アフリカニュース)