フランスのエネルギー大手TotalEnergiesと中国海洋石油集団が、投資額100億ドル以上の油田開発・パイプラインプロジェクトにつき、ウガンダおよびタンザニア政府と最終投資決定に合意。(アフリカニュース)

記事によると、
トタルエナジーズ(TTEF.PA)とそのパートナーである中国海洋石油集団は、ウガンダとタンザニアとの間で、東アフリカでの原油生産の開発に100億ドル以上を投資する契約を結んだとフランスのグループが語りました。
トタルエナジーズの最高経営責任者であるパトリック・プヤンヌは、テレビで放送される計画を発表する式典で、「合弁事業パートナーと… TotalEnergiesの名において、アルバート湖開発プロジェクトの最終投資決定を宣言します」と語りました。
このプロジェクトは、ウガンダの油田、処理施設、パイプラインネットワークの開発に加えて、内陸国のウガンダの原油をインド洋の港に運ぶためのタンザニアを経由する輸出パイプラインを対象としています。
ウガンダは2006年にコンゴ民主共和国との国境近くで原油埋蔵量を発見しましたが、税制や開発戦略をめぐる政府と石油会社の意見の不一致やインフラの欠如により、生産は繰り返し遅れています。
TotalEnergiesはツイッターアカウントで、この発表は石油会社がプロジェクトに100億ドル以上を投資するというコミットメントを意味すると述べました。
「このマイルストーンは、私たちを2025年の最初の石油への道に導きます」とエネルギー鉱物開発大臣のRuth NankabirwaSsentamuは署名に先立ってスピーチで述べました。
Ssentamu氏によると、プロジェクトの開発中に16万人近くの雇用が創出されると見込まれています。
同じイベントでTotalEnergiesは、「大規模な再生可能エネルギー開発プロジェクト」で協力するためにウガンダとの覚書にも署名したと、エネルギー省の事務次官IreneBateebeは述べました。
その合意の下で、TotalEnergiesは、2030年までに合計1ギガワットの発電設備容量を持つ太陽光、風力、地熱、およびその他の再生可能技術電力プロジェクトを開発します。
ウガンダは現在、約1.2GWの発電容量を持っています。
政府の地質学者は、ウガンダの総埋蔵量を60億バレルと推定していますが、回収可能な石油は14億バレルと見られています。
とあります。
フランスと中国が組んでアフリカの油田開発。
フランスと中国は似たもの同士でありますから、最終目的は共通していそうです。
ちなみにガーナでも沖合に油田が見つかっており、2010年頃から商業生産が始まっていますが、開発主体はイギリスです。
ガーナ人に言わせると、協力体制や支配関係は、イギリスは日本のようで、フランスは中国のようだと揶揄しています。
ウガンダの油田はどこの国の持ち物になるんでしょうかね。
(アフリカニュース)